
BINANCE:本人確認(KYC)なしユーザーの出金限度額を「0.06BTC」に引き下げ
暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2021年7月28日に、本人確認手続き(KYC)を完了していないユーザーの"1日に出金できる金額の上限"を2BTCから0.06BTCに引き下げることを発表しました。この制限はこれから新規登録するユーザーには即座に適用されることになっており、既存のユーザーには2021年8月4日〜23日までの期間に適用されることになると報告されています。
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1日の出金限度額「0.06BTC」に引き下げ
BINANCE(バイナンス)は2021年7月28日に、本人確認手続き(KYC)を完了していないユーザーの"1日に出金できる金額の上限"を2BTCから0.06BTCに引き下げることを発表しました(出金制限は日本時間毎朝9時に更新)。
※BTCしか出金できないのではなく「0.06BTC相当の仮想通貨」を出金できるという意味。
バイナンスでは、メールアドレス/電話番号+パスワードの登録だけでサービスを利用できる「ベーシックアカウント」、運転免許証などの身分証明書と顔認証などを必要とする「中間アカウント」、住所証明などを必要とする「アドバンスアカウント」という3つのランクが存在しており、このランクに応じて1日の出金限度額などが変化する仕組みが採用されています。
ベーシックアカウントの1日の出金限度額はこれまで「2BTC」とされていましたが、今後はこの限度額が「0.06BTC」に引き下げられることになります。なお、記事執筆時点のBTC価格で換算すると、出金限度額は865万円から26万円に引き下げられることになります。
この変更はこれから新規口座開設を行うユーザーには即座に適用されるとのことで、既に口座開設を完了していたユーザーには2021年8月4日〜23日までの期間に適用されることになると報告されています。なお、身分証明書などの提出を完了した「中間アカウント」のユーザーは、1日の出金限度額を「100BTC(約4.3億円)」に増やすことができるとも説明されています。
先日は大手暗号資産取引所「FTX」が業界の基準に合わせるために『レバレッジ取引の上限を20倍に引き下げること』を発表していましたが、バイナンスも2021年7月28日に「先物取引の最大レバレッジを20倍までに引き下げること」を発表しているため、今後はこのような対応をとる取引所が増えていくことになると予想されます。

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