DeFiの損益計算・確定申告を簡単に「Gtax」で新機能β版をリリース:Aerial Partners

by BITTIMES

仮想通貨(暗号資産)のクラウド会計ソフトや確定申告サービスを提供している「Aerial Partners」は2021年8月3日に、同社が提供している仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」で、分散型金融(DeFi)サービスのトランザクション履歴をアップロード・整理することによって損益計算を行うことができる新機能「DeFiデータ登録機能」のβ版をリリースし、DeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」の取引履歴に対応したことを発表しました。

こちらから読む:税務サービスのコインタックス、JCBAに参加「税金」関連ニュース

分散型金融(DeFi)の損益計算を簡素化

Aerial Partnersは2021年8月3日に、同社が提供している仮想通貨の損益計算サービス「Gtax」で、分散型金融(DeFi)サービスの損益計算を簡単に行うことができる「DeFiデータ登録機能」と呼ばれる新機能のβ版をリリースし、DeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」の取引履歴に対応したことを発表しました。

「Gtax」は、仮想通貨取引によって発生する利益額(損失額)を自動で計算することができる暗号資産の損益計算サービスであり、国内外で運営されている50以上の取引所・仮想通貨関連サービスの履歴に対応しているほか、「事業者向けエンタープライズ版」のサービスも提供されており、仮想通貨投資家・暗号資産交換業者・Dapps/NFT事業者などのデジタル資産に関する情報管理基盤として広く活用されています。

新たに追加された「DeFiデータ登録機能」は分散型金融(DeFi)サービスのトランザクション履歴をアップロードして、自分自身で取引情報を整理・追加することによって損益計算を行うことができる新機能であり、具体的な使い方としては以下のように説明されています。

DeFiに関する取引のデータをGtaxにアップロード
DeFiのトランザクション履歴をGtaxにアップロードすると取引履歴が整理して表示される。しかし、これだけでは計算に必要な情報が足りないので、②のステップで計算に必要な情報を整理・追加していく。(今回のリリースではDeFiのポートフォリオ管理ツール「Zerion」のトランザクション履歴に対応)

取引情報の整理・追加
アップロードした取引履歴の「取引種別」の選択や、取引内容の整理をユーザー自身で行う。一つ一つの取引履歴の情報を整理・追加することで、損益計算が実施できるようになる。

(画像:Aerial Partners)(画像:Aerial Partners)

今後は複数のブロックチェーンに対応予定

分散型金融(DeFi)は近年急速に注目を集めており、ユーザー数も徐々に増えてきていますが、その一方では『損益計算に必要な情報が不足しているため、取引内容の判別が難しく、損益計算・確定申告が難しい』という問題を抱えていました。

今回発表された「DeFiデータ登録機能」はそのような問題を解決して、仮想通貨投資家がより簡単にDeFi関連の損益計算・確定申告を行えるようにするためのものであり、『今後もβ版の利用状況やユーザーからの要望を加味してDeFi対応を加速していくことを通じ、デジタルアセットに関するデータ管理のインフラとなるようなサービス提供を行っていく』と説明がなされています。

なお「DeFiデータ登録機能」はライトプラン以上で利用できる機能となっており、今回のリリースでは「Zerionからダウンロードできるトランザクション履歴(=Ethereum)のみ」に対応しているものの、今後はイーサリアム以外のチェーンにも対応していく予定だと報告されています。

>>「Gtax」のホームページはこちら
>>「Aerial Partners」の公式発表はこちら

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