Cardano(ADA)価格下落の中で取引活発化「BTCに次いで2番目に多い取引量」を記録
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)の価格は今年9月頃から下落傾向が続いていますが、仮想通貨・ブロックチェーン分析企業である「Messari(メサーリ)」のデータを元に「Cardano Daily」が報告した内容によると、Cardanoブロックチェーン上における1日の取引量は今月15日時点で182億4,000万ドル(約2兆円)に達し、ビットコインに次いで2番目の多い取引量になっていると報告されています。
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イーサリアムの約2倍「取引量2兆円」を記録
カルダノ・エイダ(Cardano/ADA)は2021年9月13日にカルダノのメインネットにスマートコントラクト機能をもたらす大型アップグレード「Alonzo(アロンゾ)」を完了したものの、その後はADA価格の下落が続いており、9月4日に326円付近まで上昇した価格は記事執筆時点で「1ADA=204円」まで下落しています。
現在のADA価格は9月の急落時に記録した約215円を下回っているため、今後の更なる下落には警戒感が高まっていますが、仮想通貨・ブロックチェーン分析企業である「Messari(メサーリ)」のデータを元に「Cardano Daily」が報告した内容によると、Cardanoブロックチェーン上における1日の取引量は今月15日時点で182億4,000万ドル(約2兆円)に達し、ビットコインに次いで2番目の多い取引量になっていると報告されています。
MOST ACTIVE CHAINS LAST 24 HOURS ‼
— Cardano Daily (@cardano_daily) November 15, 2021
With 18.24 in transaction volume, @Cardano is currently the second most active chain last 24 hours, after $BTC ?#Cardano #ADA $ADA pic.twitter.com/6QDJ1q4lpn
過去24時間で最も活発なチェーン‼
直近24時間の取引量が182億4,000万ドルに達したことによって、Cardanoは現在「BTCに次いで2番目に活発なブロックチェーン」となっています?
なお、今回公開された資料によると、時価総額ランキング2位に位置するイーサリアム(Ethereum/ETH)の取引量は93億1,000万ドル(約1兆円)とされているため、Cardanoブロックチェーン上の取引量はイーサリアムの約2倍に達していることになります。
メタバース関連銘柄などで価格急騰が見られている一方でADA価格は下落・停滞が続いていますが、Cardanoは「開発活動が最も活発なブロックチェーン」としても知られており、今後はCardanoブロックチェーンを活用した製品やプロジェクトが続々と誕生していくことになると予想されるため、CardanoやADAの今後の動きには注目が集まっています。
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2021年11月22日|カルダノエイダコイン(ADA)の価格
カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の価格は今年9月に326円付近まで上昇したものの、その後は下落傾向が続いており、2021年11月22日時点では「1ADA=204.50円」で取引されています。