【重要】SBI VCトレード:Cool X Walletサービス「2022年3月31日」で終了へ

by BITTIMES

暗号資産取引所「SBI VC Trade(SBI VCトレード)」は2021年12月13日に、同社が提供していたコールドウォレットの貸出サービスを2022年3月31日をもって終了することを発表しました。同社は今回の発表の中で『Cool X Walletサービスを利用している方は、2022年4月1日午前6時59分までに自分のCool X Wallet内に保管している暗号資産を他のアドレスへと出庫するように』と説明しています。

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「Cool X Wallet」のサービス終了について

SBI VC Trade(SBI VCトレード)は2021年12月13日に、同社が提供していたコールドウォレットの貸出サービスを2022年3月31日をもって終了することを発表しました。同社はこのサービスでユーザーに「Cool X Wallet」を貸し出していましたが、2022年3月31日には以下全てのサービスが終了になると報告されています。

2022年3月31日に終了予定のサービス

  • Cool X Walletから他のアドレスへの暗号資産の出庫
  • Cool X Wallet残高の確認
  • 他のアドレスからCool X Walletへの暗号資産の入庫
  • Cool X Wallet再製サービス

暗号資産は外部ウォレットに出金を

「Cool X Wallet」のサービスは2022年3月31日で終了となるため、SBI VCトレードは『Cool X Walletサービスを利用している方は、2022年4月1日午前6時59分までに自分のCool X Wallet内に保管している暗号資産を他のアドレスへと出庫するように』とも説明を行っています。

再製サービスは2022年2月下旬で受付終了

なお、Cool X Walletカードを破損・紛失した場合の「再製サービス」は2022年2月下旬で受付を終了するとのことで、カードを破損・紛失した場合にはカスタマーセンター(03‐6779‐5110)に連絡を行なうようにとも説明がなされています。

Cool X Wallet本体は裁断後に自己処分

また、サービス終了後は「Cool X Wallet本体を自分で破棄するように」とも説明がなされており、『不正利用等の防止のため、Cool X Walletカードをハサミ等で裁断した上で廃棄いただくようお願い致します』と説明されています。

旧TAOTAO口座への暗号資産移管サービスについて

「SBI VCトレード株式会社」と「TaoTao株式会社」は2021年12月1日に合併したため、2022年6月末の完全一本化までは両社サービスが「SBI VCトレード(旧VCTRADE)」「SBI VCトレード(旧:TAOTAO)」として継続されることになっていますが、「旧VCTRADE口座から旧TAOTAO口座への暗号資産の移管サービス」は2022年1月下旬に開始されると報告されています。

移管サービス開始後は「旧VCTRADE口座からCool X Walletへの出庫」ができなくなるとのことで、外部アドレスへの出庫を行う際には移管サービスを利用して「旧TAOTAO口座への出庫サービス」を利用するようにと説明されています。

なお、移管サービスを利用した場合は「旧VCTRADE口座から旧TAOTAO口座への出庫手数料」はかからないとのことですが、移管サービスを利用する場合には事前に「SBI VCトレード(旧TAOTAO)」の口座開設を行う必要があると説明されています。

XRPアクティベーションフィーの返還について

Cool X Walletのアクティベーションフィー(Reserve)の10XRPについては『対象者のSBI VCトレード(旧VCTRADE)口座へ返還を行う予定』だと説明されており、詳細については後日改めて報告を行うと説明されています。

なお、XRPアクティベーションフィーの返還についての注意事項としては以下の3点が挙げられています。

  • Cool X Wallet内に10XRP以上の残高を保有している方は、必ず他のアドレスへの出庫手続きを行う必要がある。2022年3月31日までに出庫されなかった場合には、アクティベーションフィー(Reserve)の10XRP以外は返還できない
  • 返還時にSBI VCトレード(旧VCTRADE)の口座を解約済み、または解約手続き中の方は返還の対象外となる
  • 2021年12月1日以降、XRPのプロトコル変更に伴い、アクティベーションフィーは20XRPから10XRPに変更されている

「SBI VCトレード株式会社」と「TaoTao株式会社」の合併に伴うサービス統合の詳細については『SBI VCトレードとTaoTaoが合併「サービス統合に伴う注意点」も』の記事で紹介しています。

>>「SBI VCトレード」の公式発表はこちら