ProShares「メタバース特化型のETF」を米国証券取引委員会に申請
米国で初めてビットコイン先物ETFの承認を受けた「ProShares(プロシェアーズ)」が、メタバース(仮想空間)分野に特化した『ProShares Metaverse Theme ETF』と呼ばれるETFを米国証券取引委員会(SEC)に申請したことが明らかになりました。
こちらから読む:Cardano基盤のNFTマーケット、登録受付開始「暗号資産」関連ニュース
様々なメタバース関連企業の指数に連動
ProShares(プロシェアーズ)が、メタバース(仮想空間)分野に特化した『ProShares Metaverse Theme ETF』と呼ばれるETFを米国証券取引委員会(SEC)に申請したことが明らかになりました。
このETFは「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」または「NASDAQ(ナスダック)」に上場しているメタバース関連の製品・サービス・技術を提供する企業の株価をもとにした指数に連動して運用されるとのことで、「Bloomberg」の報道によると、インデックスには時価総額や流動性の必要条件を満たした「Meta、Apple、Nvidia」などが含まれると伝えられています。
「ProShares Metaverse Theme ETF」が承認されると、ドイツ拠点のインデックスプロバイダーである「Solactive社」が運用する「Solactive Metaverse Theme Index」と呼ばれる指数に連動することになるとのことで、インデックスに含まれるメタバース関連企業については以下のような製品・サービス・技術の提供に関わる企業と定義されています。
- メタバーステクノロジー(仮想現実・拡張現実の技術を含む)
- メタバースプラットフォーム
- メタバースデバイス
- 規格開発
- データ処理
なお「ProShares」は申請書の中で「ProShares Metaverse Theme ETF」には様々なリスクが考えられるとも述べており、メタバースが比較的新しい技術であることから技術の発展が思うように進まなかったり、需要が急激に減少したり、政府が規制したりして、ETFのパフォーマンスに影響を与える可能性がある他、サイバーセキュリティ上のリスクがあることなども説明しています。