2022年3月6日〜12日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
こちらから読む:2022年3月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧
岡三証券「暗号資産CFD」取扱い開始
岡三証券株式会社は2022年3月4日に、同社のダイレクトビジネス部門「岡三オンライン証券カンパニー」で暗号資産CFD(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)の取扱いを開始したことを発表しました。
暗号資産CFD(暗号資産関連店頭デリバティブ取引)は「岡三オンライン証券カンパニー」で証券総合取引口座を開設した後に、暗号資産CFD口座を開設することによって利用することができるようになっており、「PC版取引ツール」と「スマホアプリ」の両方で取引が可能、原則として24時間365日取引することができると説明されています。
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ビットバンク:国内初「BOBA」取扱いへ
bitbank(ビットバンク)は2022年3月9日に、同社が提供している「現物取引所」と「暗号資産を貸して増やす」のサービスで国内初上場となる『ボバネットワーク(Boba Network/BOBA)』の取扱いを2022年3月14日から開始すること発表しました。
ビットバンクは昨年11月に「OMG保有者に対するBOBAエアドロップ」に対応する方針を発表していましたが、今回の発表では『BOBAエアドロップ対象者へのBOBA付与を2022年3月14日のシステムメンテナンス中に実施する』ということも報告されています。
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DMMビットコイン「XYMのレバレッジ取引」提供へ
DMM Bitcoin(DMMビットコイン)は2022年3月9日に、同社が提供している現物取引サービスに「ETC・OMG・ENJ・BAT・MONA」の5銘柄を追加するとともに、レバレッジ取引サービスで「シンボル(Symbol/XYM)」の取扱いを開始することを発表しました。
「ETC・OMG・ENJ・BAT・MONA」の5銘柄は以前からレバレッジ取引サービスでサポートされていましたが、DMMビットコインで「XYM」の取扱いが開始されるのは今回が初となります。
DMMビットコインの発表内容はこちら
Zaif「COTの上場スケジュール」を発表
Zaif(ザイフ)は2022年3月8日に、同社が新規上場を予定している「コスプレトークン(Cosplay Token/COT)」の具体的な取扱い開始スケジュールを発表しました。コスプレトークンは2022年3月14日からZaifの各種サービスで段階的にサポートされる予定となっています。
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仮想通貨送金で「受取人情報の提出」が必要に
日本国内の暗号資産取引所から『トラベルルールに対応するために、ユーザーが暗号資産を外部に送金する際の”受取人に関する情報取得・保存”を開始する』との発表が続々と行われています。これにより国内取引所から仮想通貨を送金する際には「受取人の氏名・法人名」や「受取先の暗号資産交換業者名・企業名」などが必要となります。
トラベルルール対応開始のタイミングは暗号資産交換業者によって異なるものの、対象者や新たに取得・保存される情報はどの取引所も同じで、具体的には法人・個人を含めた全てのユーザーを対象に、以下の受取人情報を取得・保存すると説明されています。
各取引所の発表はこちら
バイデン大統領「暗号資産関連の大統領令」に署名
アメリカのジョー・バイデン大統領が「暗号資産(仮想通貨)に関する大統領令」に正式に署名したことが明らかになりました。今回の大統領令に関しては以前から『規制によって仮想通貨業界が締め付けられる可能性がある』と懸念する声が出ていたものの、正式発表後は『仮想通貨業界関係者は今回の大統領令を歓迎している』との報告も行われています。
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日本国内でも「独自メタバースの構築」進む
JR東日本は2022年3月8日に、駅を”つながるくらのプラットフォーム”へと転換する『Beyond Stations構想』の一環として、オリジナルのメタバース(仮想空間)である『バーチャルアキバワールド(Virtual AKIBA World/VAW)』を2022年3月25日11時にオープンすることを発表しました。
また先日9日には、東京の屋内型ミニチュア・テーマパークである「SMALL WORLDS TOKYO」から、メタバース事業を展開するプラットフォーム「DreamVerse」と業務提携して『世界の街』と『エヴァンゲリオン第3新東京市』という2エリアを仮想空間化した独自のメタバースを構築することも発表されています。