日本向け暗号資産取引所「FTX Japan」ローンチ|仮想通貨10銘柄を取扱い
FTX Japan株式会社は2022年6月3日に、暗号資産取引所を運営している「FTX Trading Ltd.」が2022年6月2日に新たな暗号資産取引所『FTX Japan』をローンチして日本顧客向けにサービス提供を開始したことを発表しました。
こちらから読む:前澤友作氏、Web3で遊ぼう"MZ CLUB"立ち上げ「国内ニュース」
FTXが日本市場に本格参入
FTX Japan株式会社は2022年6月3日に、暗号資産取引所を運営している「FTX Trading Ltd.」が2022年6月2日に新たな暗号資産取引所『FTX Japan』をローンチして日本顧客向けにサービス提供を開始したことを発表しました。
FTX社は今年前半に、日本の暗号資産交換業者・第一種金融商品取引業者である「Quoine株式会社」の親会社「Liquid Group Inc.」を買収して「FTX Japan」へと社名変更を行っていましたが、今回の発表では新たな暗号資産取引所『FTX Japan』が正式にローンチされたことが報告されています。
FTX Japanの取扱銘柄は以下の10種類となっており、「現物取引(販売所・取引所)」に加えて「パーペチュアル取引」も提供、ステラルーメンはパーペチュアルのみの取り扱いとなっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・ステラルーメン(Stellar Lumens/XLM)
・ポルカドット(Polkadot/DOT)
・ソラナ(Solana/SOL)
・ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
・ベーシックアテンショントークン(Basic Attention Token/BAT)
・FTXトークン(FTX Token/FTT)
「FTX社」のCEOでありながら「FTX Japan社」の暫定CEOも務めているSam Bankman-Fried(サム・バンクマン・フリード)氏は、FTX Japanの正式リリースについて次のようにコメントしています。
今年初めにこの買収を完了できたことは、規制対象事業者を通じてデジタル資産市場へのアクセスを世界中の投資家に提供するという我々の目標達成に向けた重要なステップとなります。今回の買収はFTX社に技術的な優位性をもたらすだけでなく、日本の規制当局と透明で建設的、かつ前向きな議論が直接行えるようになる、ということを意味しています。
日本は高度に規制された市場であり、暗号通貨取引の潜在的な市場規模は1兆ドルにのぼると言われています。FTX Japanのローンチにより、日本市場にパーペチュアルやスポット暗号取引などの新しいプロダクトを提供することができるようになります。FTX Japanを通じて、私たちは日本のデジタルアセットエコシステムにさらなる革命を起こすことを見据えています。