OpenSea:新たなNFT売買プロトコル「Seaport」に移行へ


大手NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」は2022年6月14日に、今年5月に発表されていたオープンソースの新たなNFT売買プロトコル『Seaport(シーポート)』にプラットフォームを移すことを発表しました。

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手数料の大幅削減などを実現

OpenSea(オープンシー)は2022年6月14日に、今年5月に発表されていたオープンソースの新たなNFT売買プロトコル『Seaport(シーポート)』にプラットフォームを移すことを発表しました。

Seaport(シーポート)は2022年5月20日に発表されたオープンソースの新しい売買プロトコルであり、ETH・ERC20・ERC721・ERC1155などといった様々な通貨やアイテムを組み合わせてオファーを出すことができる他、投げ銭機能などにも対応すると報告されています。

Seaportの特徴としては以下のような点が挙げられており、Seaportを使用した取引ではガス代を推定35%節約することが可能、新規ユーザーの口座開設手数料も必要なくなると説明されています。

  • ガス代の大幅な削減
  • コレクション全体または特性の特徴を持つ複数のアイテムにオファーを出すことができる
  • 新規ユーザーは口座開設手数料が不要になる
  • ウォレットを用いた取引確認時の署名プロセスがよりわかりやすくなる

なお昨年のデータに基づくと、Seaportを使用した取引では合計4億6,000万ドル(138,000ETH)以上のガス代を節約することができるとのことで、新規ユーザーの口座開設手数料を無くすことによって、OpenSeaのコミュニティは毎年約1億2,000万ドル(35,000ETH)を節約することができるとも説明されています。

>>「OpenSea」の公式発表はこちら

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