Luna Classic(LUNC)価格急騰で注目集まる|回復の理由は?

by BITTIMES   

アルゴリズム型ステーブルコイン「USTC(旧:UST)」のペッグ崩壊と共に価格が99%以上暴落した暗号資産「Luna Classic(LUNC)」の価格が2022年6月27日頃から大幅に回復し、Twitterでトレンド入りするなど仮想通貨業界で注目を集めています。

こちらから読む:Kraken、国内初"MVトークン"取扱開始「暗号資産」関連ニュース

一度暴落した「LUNC」27日頃から回復傾向

アルゴリズム型ステーブルコイン「USTC(旧:UST)」のペッグ崩壊と共に価格が99%以上暴落した暗号資産「Luna Classic(LUNC)」の価格が2022年6月27日頃から大幅に回復し、Twitterでトレンド入りするなど仮想通貨業界で注目を集めています。

Luna Classic(LUNC)の価格は今年4月時点で14,000円付近まで高騰していましたが、その後5月にUSTCの米ドル価格連動が崩壊した際にLUNC価格も暴落、新しくなった「Terra(LUNA)」が発行された後も下落は続き、今月は0.006円付近まで下落する場面も見られていました。

しかし、2022年6月27日にLUNC価格が急騰して以降は上昇相場が続いており、0.00006ドル付近で推移していたLUNC価格は2022年6月29日時点で「1LUNC=0.00015ドル」付近まで回復しています。

2022年6月14日〜2022年6月29日 LUNC/USDTの1時間足チャート(画像:TradingView)2022年6月14日〜2022年6月29日 LUNC/USDTの1時間足チャート(画像:TradingView)

活発化する「LUNCバーン」などで期待高まる

Luna Classic(LUNC)の価格急騰の大きな要因の1つとしては「LUNC・USTCのバーン(焼却処分)が進んできていること」が挙げられます。バーン(焼却処分)とは、一般公開されている出金不可能なウォレットアドレスにトークンを送金することによって、そのトークン事実上"利用不可能な状態"にする行為のことを指します。

2022年5月8日時点で3億4,000万枚程度だったLUNCの流通量はペッグ崩壊後に6兆9,000億枚ほどにまで増加、流通量が急増したことによって1LUNCあたりの価値が暴落した結果となっていました。

LUNCの流通量が大幅に減らない限り、LUNC価格が元に戻ることはないと考えられるため、現在は仮想通貨業界で「LUNCをバーンして流通量を減らすための取り組み」が活発化してきています。

現在のLUNC・USTCバーン数量を確認することができる『Luna Burner』のデータによると、2022年6月29日時点では「1,117,049,504 LUNC(約11億LUNC)」がバーンされていると報告されています。

(画像:Luna Burner)(画像:Luna Burner)

また仮想通貨コミュニティでは「大手暗号資産取引所のLUNCバーン」にも期待が高まっており、先日28日には「StarShip」と呼ばれるプロジェクトから『StarShip Universeというメタバースの支払い手段としてLUNCを受け入れること』なども発表されているため、これら複数の要因などから今後の価格上昇への期待が高まっています。

>>LUNCを取扱う「Bybit」はこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

CoinEx「2021年間レビュー」エコシステム確立とサービスの向上でユーザーとともに高みを目指す

CoinEx「2021年間レビュー」エコシステム確立とサービスの向上でユーザーとともに高みを目指す

分散型取引所ユニスワップV3:Avalanche(AVAX)のブロックチェーンに対応

分散型取引所ユニスワップV3:Avalanche(AVAX)のブロックチェーンに対応

SBI VCトレード「SBI e-Sports」とスポンサー契約|XRPによる年俸支給などを計画

SBI VCトレード「SBI e-Sports」とスポンサー契約|XRPによる年俸支給などを計画

アフガニスタン警察当局、1週間で「16の暗号資産取引所」を閉鎖=報道

アフガニスタン警察当局、1週間で「16の暗号資産取引所」を閉鎖=報道

SQUARE ENIX:NFTシール「資産性ミリオンアーサー」のゲームコンテンツ提供開始

SQUARE ENIX:NFTシール「資産性ミリオンアーサー」のゲームコンテンツ提供開始

ブロックチェーンで「地下水管理」を効率化|IBMリサーチが干ばつ問題に対処

ブロックチェーンで「地下水管理」を効率化|IBMリサーチが干ばつ問題に対処

注目度の高い仮想通貨ニュース

キャプテン翼RIVALS「約5億2,000万円相当のTSUGT」をバーン

キャプテン翼RIVALS「約5億2,000万円相当のTSUGT」をバーン

アスター(Astar/ASTR)を購入/売却できる「日本国内の暗号資産取引所」一覧

アスター(Astar/ASTR)を購入/売却できる「日本国内の暗号資産取引所」一覧

Terra Classicはまだ死んでいない?USTC・LUNCの価格上昇で期待高まる

Terra Classicはまだ死んでいない?USTC・LUNCの価格上昇で期待高まる

アルトシグナルが150万ドルを調達、2024年はAI関連の仮想通貨が輝く年になる?

アルトシグナルが150万ドルを調達、2024年はAI関連の仮想通貨が輝く年になる?

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|BTC支持派の新大統領・バイナンスCEOが辞任など

ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|BTC支持派の新大統領・バイナンスCEOが辞任など

国税庁「仮想通貨取引を行う個人の税務調査」を積極的に実施|所得税・消費税などの調査状況報告

国税庁「仮想通貨取引を行う個人の税務調査」を積極的に実施|所得税・消費税などの調査状況報告

Robloxが「NFTアイテム」に対応する?CEOが語るオープン化の可能性

Robloxが「NFTアイテム」に対応する?CEOが語るオープン化の可能性

経験活かして規制対応を強化|BINANCE新CEO、リチャード・テン氏が初のブログ投稿

経験活かして規制対応を強化|BINANCE新CEO、リチャード・テン氏が初のブログ投稿

暗号資産取引所「BKEX」アクセスできない状態が続いていることが判明

暗号資産取引所「BKEX」アクセスできない状態が続いていることが判明

パブリックチェーンで「デジタル証券」発行へ|大和証券など4社が概念実証

パブリックチェーンで「デジタル証券」発行へ|大和証券など4社が概念実証

CoinWがシドニー開催のWiki Finance Expoに参加|自主規制とハイブリッド戦略を強調

CoinWがシドニー開催のWiki Finance Expoに参加|自主規制とハイブリッド戦略を強調

カシオ「VIRTUAL G-SHOCK NFT」販売へ|メタバースでは体験型コンテンツも公開

カシオ「VIRTUAL G-SHOCK NFT」販売へ|メタバースでは体験型コンテンツも公開

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

NFTゲーム「キャプテン翼RIVALS」とは?TSUGT・TSUBASAUTの特徴・価格情報など

NFTゲーム「キャプテン翼RIVALS」とは?TSUGT・TSUBASAUTの特徴・価格情報など

ビットコイン(BTC)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

ビットコイン(BTC)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

マスクネットワーク(MASK)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

マスクネットワーク(MASK)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

ビットコインETFとは?市場への影響や注目される理由などを解説

ビットコインETFとは?市場への影響や注目される理由などを解説

イーサリアム(ETH)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

イーサリアム(ETH)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

スイ(SUI)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

スイ(SUI)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

人気のタグから探す