OpenSea:イーサリアムの大型アップグレード「The Merge」の対応方針を発表


NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」は2022年9月1日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」への対応について『アップグレード後はPoS版イーサリアムのみに対応する』ということを発表しました。

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The Merge後は「PoS版イーサリアムのみ」に対応

OpenSea(オープンシー)は2022年9月1日に、イーサリアム(Ethereum/ETH)の大型アップグレード「The Merge(マージ)」への対応について『アップグレード後はPoS版イーサリアムのみに対応する』ということを発表しました。

The Merge(マージ)は、イーサリアムで採用されているコンセンサスアルゴリズム(取引承認・合意形成の仕組み)を「プルーフ・オブ・ワーク(Proof of Work/PoW)」から「プルーフ・オブ・ステーク(Proof of Stake/PoS)」へと移行する大型アップグレードであり、アップグレード後には現在のイーサリアムが「PoS版イーサリアム(ETHS)」と「PoW版イーサリアム(ETHW)」に分岐する可能性があると言われています。

このアップグレードによって、現在流通しているERC20トークンやNFTは「PoS版イーサリアム」に移行する予定となっていますが、OpenSeaは今回の発表の中で『OpenSeaはアップグレードされたPoSチェーン上のNFTのみをサポートする』と説明しています。


今回のアップグレードでイーサリアムが分岐した場合の対応については、多くの暗号資産取引所が『PoS版イーサリアムをサポートして、PoW版イーサリアム(ETHW)の取扱いについては慎重に検討する』と説明しており、暗号資産のマイニングプールを提供している「AntPool」は『イーサリアムの大型アップグレード完了後にはPoSチェーン上でユーザーのETH資産を維持することができなくなる』との説明を行っています。

>>「OpenSea」の公式サイトはこちら


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