OpenSea:Seaportで「Polygon・MATIC」をサポート|複数の新機能を追加

by BITTIMES   

大手NFTマーケットプレイス「OpenSea(オープンシー)」は2022年8月30日に、最近導入された新たなNFT売買プロトコル「Seaport」の機能を拡張して、ポリゴン(Polygon/MATIC)をサポートし、複数の新機能を導入したことを発表しました。OpenSeaは今後数ヶ月でKlaytnやその他のEVM互換チェーンもサポートする予定だと報告しています。

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Polygonサポートで複数の新機能を導入

OpenSea(オープンシー)は2022年8月30日に、最近導入された新たなNFT売買プロトコル「Seaport」の機能を拡張して、ポリゴン(Polygon/MATIC)をサポートし、複数の新機能を導入したことを発表しました。

Seaport(シーポート)とは、2022年6月に発表された「NFTを安全かつ効率的に売買するための全く新しいオープンソースのWeb3マーケットプレイスプロトコル」であり、Seaportを使用した取引では合計4億6,000万ドル(138,000ETH)以上のガス代を節約することができることなどが説明されていました。

OpenSeaは過去数ヶ月間に渡ってSeaportの影響を観察して収集したフィードバックに基づいて、Seaportに「Polygonのサポート」を導入することを決定したとのことで、『これよってインフラを統合して他チェーンと同等の安定した売買体験を提供することができるようになり、全てのEVM対応チェーンで新機能をより迅速に提供できるようになる』と説明されています。

Polygonサポートによる新機能について

ポリゴン(Polygon/MATIC)がサポートされたことによる変化や新機能としては以下のようなものが挙げられています。

【Polygon NFT出品時の最低出品価格を撤廃】
Polygon基盤NFTの出品・購入で、これまでの最低価格5ドルを廃止し、任意の価格で出品できるようになった。低インテントオファーを防ぐためにオファーには最低1ドルを設定。

【ネイティブトークン「MATIC」のサポート】
買い手と売り手はPolygonのネイティブトークンである「MATIC」で出品取引できるようになった。

【複数クリエイターへの報酬分配】
クリエイターは最大4つの支払い先を指定してリアルタイムに支払いを受けることができる。

【コレクション&アトリビュートオファー】
Polygon NFTコレクションの大半で、コレクション内の全アイテムに対するオファーである「コレクションオファー」が利用可能。また、クリエイターは要求された特性にマッチするコレクション内の全アイテムに対するオファーである「アトリビュートオファー」を有効にすることができる。

【昇順・降順でのオークション】
出品者は「イングリッシュオークション(入札の昇順)」と「ダッチオークション(入札の降順)」を実行することができるようになる。

【バンドル出品(セット販売)】
Polygon NFTをバンドルとして出品して一緒に購入することができる。

【他ウォレットのための購入】
購入者は自分以外のウォレットのために購入することができる。例えば「友人への贈り物」や「ハードウェアウォレット・マルチシグウォレットへ送るための購入」などで購入することが可能。

【一括送信】
ユーザーは1回の取引で複数のPolygon NFTを同じウォレットに転送することができる。

なお、OpenSeaは公式発表の中で『今後数ヶ月の間にクレイトン(Klaytn/KLAY)やその他のEVM互換チェーンもサポートする予定』とも報告しています。

>>「OpenSea」の公式発表はこちら

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