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ブロックチェーン・暗号資産ニュース週間まとめ|2022年9月4日〜10日


2022年9月4日〜10日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

こちらから読む:2022年9月「ブロックチェーン・暗号資産」ニュース一覧

BINANCE:ステーブルコイン関連で重要発表

BINANCE(バイナンス)は2022年9月6日に、3つの主要ステーブルコイン(USDC・USDP・TUSD)の取引所残高と新規入金を1対1の割合で「BUSD」に自動変換する仕組みを導入することを発表しました。今回の発表では、これら3つのステーブルコイン関連サービスを停止・終了することも報告されています。

大手企業のメタバース本格参入続く

ここ最近では「大手企業のメタバース本格参入」に関するニュースが続々と増えてきています。今月9日にはDMM.comが新たなメタバースプロジェクト『Mid Mega City(ミッド・メガ・シティ/MMC)』を発表している他、7日には世界的スポーツブランドの「Puma(プーマ)」が独自のメタバース「Black Station」をリリース、6日にはモスバーガー初の仮想店舗「モスバーガー ON THE MOON」がメタバース上の月面空間にオープンすることも発表されています。

また、9月5日にはザ・サンドボックス(The Sandbox/SAND)がフランスの大手自動車メーカー「Renault(ルノー)」の韓国子会社である「Renault Korea Motors」と提携したことも報告されています。

テレビでNFTの閲覧・取引「LG Art Lab」

韓国の大手電子機器メーカー「LG Electronics」は2022年9月5日に、テレビでNFTを閲覧・取引することができる独自のNFTプラットフォーム「LG Art Lab」を発表しました。このプラットフォームはLG提供のwebOS 5.0以降を搭載したTVで利用することができ、ホーム画面から直接アクセスして高品質のデジタルアート作品を楽しんだり、売買することができると説明されています。

FIFA「Algorand活用のNFT基盤」リリースへ

FIFA(国際サッカー連盟)は2022年9月2日に「FIFAワールドカップ」や「FIFA女子ワールドカップ」の瞬間を記録したデジタルコレクションを収集・保有することができるNFTプラットフォーム『FIFA+ Collect』を2022年9月後半にリリースすることを発表しました。このNFTコレクションでは、アルゴランド(Algorand/ALGO)のブロックチェーン技術が活用されていると報告されています。

DappRadar:Cardanoブロックチェーン対応へ

分散型アプリケーション(DApps)、分散型金融(DeFi)、NFTなどに関連する様々な情報を発信している人気のプラットフォーム「DappRadar」は2022年9月6日に、カルダノ(Cardano/ADA)のブロックチェーンを近日中にサポートする予定であることを発表しました。

今月8日には、カルダノの大型アップグレード「Vasil」に対応した最新版デスクトップウォレット「Daedalus 5.0.0」がリリースされたことも報告されています。

「LUNC 1.2% Tax Burn」の対応方針発表続く

テラ・クラシック(Terra Classic/LUNC)の価格回復において重要な役割を果たすと期待されている「1.2% Tax Burn」のサポート表明を行う暗号資産取引所が徐々に増えてきています。最近では「MEXC・CoinInn・Gate.io・KuCoin・BINANCE」などの暗号資産取引所がタックスバーンへの対応方針について発表を行っています。

イーサリアム:Bellatrixアップデート完了

イーサリアム(Ethereum/ETH)は日本時間2022年9月6日20時34分に大型アップグレード「The Merge(マージ)」における第一段階となる「Bellatrix(ベラトリックス)」を予定通り完了しました。

今月7日にはBINANCEの米国版である「Binance US」から『年利6%のイーサリアムステーキングサービス』を開始することも発表されています。