韓国当局:メタバース上の性犯罪者に「懲役4年」を求刑
韓国当局が「メタバースで出会った未成年者に接近して性的コンテンツを収集した」として30代の男性を懲役4年の刑に処したことが地元メディア「MoneyS」の報道で明らかになりました。メタバース・仮想空間関連のサービスは世界的に増えてきていますが、その一方では「メタバース空間上での犯罪が増加していること」なども報告されています。
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仮想空間上で未成年者に性的コンテンツを要求
韓国当局が「メタバースで出会った未成年者に接近して性的コンテンツを収集した」として30代の男性を懲役4年の刑に処したことが地元メディア「MoneyS」の報道で明らかになりました。
「MoneyS」の報道によると、この30代男性は若者のアバターを使用して自分の年齢を偽装し、インターネット上の仮想空間に参加して未成年者に接近した上で、性的なコンテンツを収集し保管したと報じられています。
具体的には2021年12月〜2022年3月までの期間にかけて小学生〜高校生の未成年被害者に胸や体の写真や動画を撮影させ、メッセンジャーなどを通じてそれらの性的コンテンツを送信させるなどの行為を行った疑いがかけられているとのことで、被害者とオンライン上で対話する中で性的羞恥心や嫌悪感を感じさせる淫らな対話を繰り返した疑いもあると報告されています。
この男性は「児童・青少年の性保護に関する法律」に違反したとして懲役4年の刑が宣告されており、「性犯罪者を治療するための80時間の治療プラグラムに参加すること」が命じられた他、「未成年者や障がい者が関与する組織で働くことを7年間禁止する命令」も出されたとされています。
ここ最近ではメタバース(仮想空間)関連のサービスが世界中で続々と増えてきており、それらのメタバースサービスを利用するユーザー数も増えてきていますが、その一方では「メタバース上での性犯罪が増加していること」も報告されています。
過去には「メタバース上で仮想的に性的暴行を受けた」という被害なども報告されているため、今後はメタバース空間上での規制や犯罪取り締まりが強化されていく可能性があると予想されます。