ジャスミー株式会社「AVITA Technologies」との共同事業を開始
ジャスミー株式会社は2022年11月7日に、アジア太平洋地域でPC・IoTデバイス事業を幅広く展開している「AVITA Technologies」とのジョイントベンチャー(共同事業)を開始したことを発表しました。同社はWeb3・ブロックチェーン技術・暗号資産アプリケーションの著しい発展を踏まえ、革新的なIT&IoTソリューションとFinTechサービスを提供していくと説明しています。
革新的なIT&IoTソリューション・FinTechサービスを提供
ジャスミー株式会社は2022年11月7日に「AVITA Technologies」に資本参加し、Web3・ブロックチェーン技術・暗号資産アプリケーションの著しい発展を踏まえ、革新的なIT&IoTソリューションとFinTechサービスの提供を目指し、戦略的ジョイントベンチャーを開始することを発表しました。
「AVITA Technologies」はアジア太平洋地域でPC・IoTデバイス事業を幅広く展開している香港の企業であり、「ジャスミー」はブロックチェーン技術をIoT機器などで活用することによって"データの民主化"を実現するプラットフォームを開発しています。
ジャスミーとAVITAは今後「最新のFinTech技術も加え、より良い生活とより安全なデジタル体験を提供する、統合的なエコシステムをアジア太平洋市場にもたらすこと」を共通ビジョンとした取り組みを実施していくとのことで、AVITAは、ジャスミーが開発した「Personal Data Locker」や「Secure PC」などを活用して、個人が自身の情報を保管するだけでなく、企業にその情報を的確かつ安全に提供することで、個人それぞれにより合致したサービスやソリューションを提供すると説明されています。
さらにAVITAは、B2B顧客向けに「Jasmy IoTプラットフォーム」と「セキュアPCソリューション」を統合した新しいビジネスモデル「DaaS(Device as a Service)」を提供するとのことで、これによってリモートネットワークを経由したアクセスでの強固なセキュリティを実現し、リモートオフィスでの安心できる業務環境を企業に提供すると説明されています。
「AVITA」と「ジャスミー」のジョイントベンチャー(共同事業)の枠組みとしては以下の5点が挙げられています。
- 「JasmyセキュアPC」を始めとしたジャスミーが持つIoT技術・ソリューションを搭載したAVITAのPCブランド「AVITA」またはジャスミーのオリジナルブランドによるノートPCの開発・生産
- DaaS "Device as a Service"など、セキュアなPCデバイスとソリューションによる新たなビジネスモデルの展開
- Jasmy IoT Platformを活用し、ブロックチェーンや暗号資産を応用したFinTech技術の実装
- アジア太平洋地域の様々な場面でジャスミーコインの利用を促進・拡大する機会の模索
- AVITAが持つ小売店、e-tailer、直販店、B2Bパートナー、およびAVITAすべてのeコマースプラットフォームを含む販売チャネルでの販売展開
ジャスミーは公式発表の中で『今回の共同事業を進めるに当たり、私たちはもはや自身を単なるサービスプロバイダーやコンピューターメーカーと定義し、自らのビジネスを制限する時代ではないと考えている』と述べており、『自らを業界の変革者と位置づけ、ジャスミーとAVITAが連携することにより、アジア太平洋地域において、AIのみならず人間本来の良さを活かした、より安全なIoTデバイスやソリューション、さらにはFinTechを含めた新たなサービス展開を目指し、挑戦をしてまいります』とコメントしています。
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