MetaTokyo:Decentralandのメタバース土地を追加購入|所有区画は4倍強に
MetaTokyo株式会社は2023年1月11日に、人気のメタバースプラットフォーム「Decentraland」のメタバース土地を追加購入して、メタバース文化都市「MetaTokyo」のエリアを拡大したことを発表しました。同社は2023年はエンタメ・企業のメタバース展開をサポートしていくと述べています。
こちらから読む:The Sandbox、パートナー数は700以上に「メタバース」関連ニュース
実績が認められ「ベリファイド・スタジオ」に認定
MetaTokyo株式会社は2023年1月11日に、人気のメタバースプラットフォーム「Decentraland」のメタバース土地を追加購入して、メタバース文化都市「MetaTokyo」のエリアを拡大したことを発表しました。
同社は仮想空間上に構築されたメタバース文化都市「MetaTokyo」を展開しており、2022年3月には世界初開催された「Metaverse Fashion Week」に日本企業として唯一参画、2022年11月に開催された「Metaverse Music Festival」ではアジア唯一の"コンテンツパートナー"として特設エリアの提供を受け「きゃりーぱみゅぱみゅ」「新しい学校のリーダーズ」などが世界に向けてパフォーマンスを行い、会期中の4日間で101カ国と地域から延べ2万人が集まったと報告されています。
また、同社は日本を代表とするクリエイター・アーティスト・文化財とコラボして、メタバース・NFTの活用を通じて日本文化を世界に広げる取り組みも行っており、これらの取り組みが高い評価を受け、Decentralandの「ベリファイド・スタジオ」に選ばれ公式ディレクトリに掲載されたとも報告されています。
Decentralandの「ベリファイド・スタジオ」には、世界中のメタバース建築・イベント制作を行う企業・クリエイターからなる"スタジオ”から、Decentraland内の実績・クオリティの審査を受けて合格したスタジオのみが掲載されています。
2023年はエンタメ・企業のメタバース展開をサポート
今回の土地購入によって、MetaTokyoが所有する区画は「以前所有していた区画の約4倍強」にまで拡大されたとのことで、『これにより更に多くのエンタテインメント・日本文化プレイヤー・日本企業のWeb3メタバースを通じた、グローバルでのビジネス・マーケティングをサポート・実現することが可能になった』と説明されています。
同社はコンサルティングからメタバース建築・イベントの企画実行まで一気通貫でサポートするとのことで、メタバース内のみに留まらず「リアルでのプレスイベント・ファン向けイベント・グッズ制作・広告出稿」などを連動して企画・制作できるとも説明されています。
今後はMetaTokyoが保有するメタバース土地で音楽/エンタテインメント・フェスティバルの開催やライブ会場の建築、有名IPとのコラボレーション・プロジェクトや、デジタルファッション関連事業を展開していくとのことで、「Decentraland財団」のクリエイティブディレクターを務めるサム・ハミルトン氏はMetaTokyoについて次のようにコメントしているとも報告されています。
メタバースの盛り上がりは2022年のDecentralandの大きな成長を意味し、我々のコミュニティから成長したMetaTokyoのようなスタジオの助け無しには、昨年のような野心的なイベントの数々を作ることはできなかったと思われます。私たちにとって、世界中のコミュニティと連携することが重要です。MetaTokyoの様な独自の文化をグローバルに持ち込んでくれるスタジオの存在はとても貴重です。2023年もMetaTokyoと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。