【追記あり】フィナンシェ「FNCTのステーキング提供開始日」を発表
トークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を展開している株式会社フィナンシェは2023年3月17日に、同社が発行する暗号資産FNCT(フィナンシェトークン)のステーキングサービスを2023年4月3日から提供開始することを発表しました。
※2023年3月31日追記:フィナンシェから「FNCTステーキングの提供開始日を変更する」との発表がありましたので、記事の内容を追記しています。
※2023年4月14日追記:フィナンシェから「FNCTステーキングの提供開始日時期」について追加発表がありましたので、記事の内容を追記しています。
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FNCTステーキングで報酬獲得が可能に
FiNANCiE(フィナンシェ)を展開している株式会社フィナンシェは2023年3月17日に、同社が発行する暗号資産FNCT(フィナンシェトークン)のステーキングサービスを2023年4月3日から提供開始することを発表しました(※ステーキングサービス提供開始日は変更となりました)。
フィナンシェトークン(FNCT)は、ブロックチェーンを利用したトークン発行型クラウドファンディングサービス「FiNANCiE」を活用するスポーツクラブやクリエイターのコミュニティを活性化するサポーターへ更なるメリットを提供することを目的として開発された暗号資産であり、先月実施されたIEOではわずか1時間で調達目標金額を突破して最終的には申込金額200億円超を記録、現在はコインチェックでFNCTの売買が可能となっています。
コインチェックで取扱開始「FNCT」とは?
ステーキングとは、暗号資産の生成やブロックチェーンの安定稼働を支える対価として暗号資産を受け取ることができる仕組みであり、Ethereum・Cardano・Tezosなどといった様々なブロックチェーン・暗号資産でこの仕組みが採用されています。
FiNANCiEで発行・利用されるCT(コミュニティトークン)では、透明性や価値を担保するために定期的にブロックチェーン上に取引履歴が記録されていますが、今回開始されるFNCTステーキングではデータの検証・承認を行う処理主体である「バリデーター」がこの取引履歴の記録作業を行います。
FNCTを保有するユーザーは信用するバリデーターを選んで自分が保有するFNCTをロックすることによってステーキングに参加することが可能で、選んだバリデーターが取引履歴を記録した時にステーキング報酬を獲得することができる仕組みとなっています。
FNCTステーキングのサービス開始時のバリデーターはフィナンシェのみとなっているものの、今後は「FNCTのトークンエコノミーを成長させるマーケティングパートナー」をバリデーターとして選定することが想定されているとのことです。
ステーキングサービスの概要については以下のように報告されており、ステーキング参加者に報酬を支払うために用意された報酬プール額は1億FNCT、報酬プールには今後フィナンシェの成長に応じて不定期にFNCTを追加していくとも説明されています。
FNCTステーキングの概要
【ステーキング開始日】
2023年4月3日(※延期となりました)
【報酬総額】
報酬プールの5%を毎月ステーキング報酬として対象者に分配。
開始時の報酬プール額:1億FNCT
初月の報酬総額:500万FNCT
【報酬付与スケジュール】
毎日
初回報酬付与日:2023年4月4日(※延期となりました)
【バリデータ】
フィナンシェ(※今後はFNCTのトークンエコノミーを成長させるマーケティングパートナーをバリデーターとして選定することを想定)
【手数料】
なし(※報酬として受け取ったFNCTを暗号資産ウォレットへ移動する際にはガス代としてMATICやETHが必要)
追記:FNCTステーキング提供開始日が変更に
(2023年3月31日追記)
フィナンシェはFNCTステーキングの提供を2023年4月3日に予定していましたが、2023年3月31日には「FNCTステーキング提供開始日が変更になったこと」が発表されています。
サービス提供開始日の変更理由については『更なるシステムの検証を行うことでお客様により良いサービスを提供するため』と説明されており、FNCTステーキングの提供開始スケジュールに関しては『改めて2023年4月2週目(9日〜15日)を目処にお知らせいたします』と説明されています。
追記:FNCTステーキング「2023年5月以降」に提供予定
(2023年4月14日追記)
フィナンシェは2023年4月14日に、FNCTステーキングの提供開始時期について『2023年5月以降の提供開始に向けて準備を進めている』と発表しました。
FNCTステーキングに関するフィナンシェ側での開発は既に完了しているとのことですが、現在は「FNCTのIEO引受業者による検証作業」が行われているため、この作業が完了次第、改めて開始スケジュールをお知らせすると説明されています。