SBI VCトレード:貸コインのETH利率を「年率3.0%」に改善|貸出数量上限値も引き上げ
暗号資産取引所SBI VCトレードは2023年4月13日に、イーサリアム(ETH)の大型アップグレード「Shanghai/Capella(上海)」が実施されたことに伴い、同社が提供している貸コインサービスにおけるイーサリアムの利用料を年率3.0%へと改善し、貸出数量の上限値引き上げることを発表しました。
上海アップグレードに伴いETH運用手法を改善
SBI VCトレードは2023年4月13日に、イーサリアム(ETH)の大型アップグレード「Shanghai/Capella(上海)」が実施されたことに伴い、同社が提供している貸コインサービスにおけるイーサリアムの利用料(貸出に伴うユーザーの受取利率)を年率3.0%へと改善し、貸出数量の上限値引き上げることを発表しました。
貸コインとは、自分が保有している暗号資産を一定期間SBI VCトレードに貸し出すことによって、銘柄・数量・貸出期間に応じた利用料(賃借料)を受け取れるサービスであり、暗号資産を貸し出すだけで保有量を増やすことができるため、長期保有を予定している方などに魅力的なサービスとなっています。
Shanghai/Capella(上海)は、2023年4月13日に実施されたイーサリアムの大型アップグレードであり、これまでステーキングコントラクトにロックされていたETH預金・報酬の引き出しが可能になるなど様々なアップグレードが実施されています。
今回の大型アップグレードによって、イーサリアムではステーキングされたETHの引き出しが可能となっていますが、SBI VCトレードは「ユーザーから貸し出されたETHの運用手法を改善することによって、従来以上の利用料を提示できるサービス提供体制に変更する」と説明しています。
具体的には、2023年4月13日20時の申込開始分から変更が適用される予定で、今後も継続して運用の高度化を図ることによって、手数料・貸出数量上限値の改善をさらに推進していくとも説明されています。
なお、貸コインサービスの募集開始・貸出開始は従来通り毎週木曜日に開始されるとのことで、改善結果は募集条件に随時反映させると説明されています。