ビットコイン価格上昇は今後も続くのか?Kiyosaki氏の見解と異なる意見の捉え方

by BITTIMES   

世界的に人気の著書『金持ち父さん 貧乏父さん』を執筆したことなどで知られるロバート・キヨサキ氏は2023年4月18日に「ビットコイン価格は今後も上昇し続けるのか?」という問いに回答して「金・銀・BTCを購入する理由」などを語りました。

同氏は4月17日のツイートで「特定の資産の買い・売りを推奨する異なる意見の捉え方」についても語っています。

「BTCが上昇し続けることに賭けている」とコメント

Robert Kiyosaki(ロバート・キヨサキ)氏は2023年4月17日に「ビットコイン価格が2023年だけで100%以上上昇していること」を報告した上で、今後のビットコインの動きやキヨサキ氏が金・銀・BTCを買い増し続ける理由について語りました。

ビットコイン価格は今月14日に30,000ドル(約400万円)に到達して以降は横ばいの状態が続いていますが、ロバート・キヨサキ氏は今回のツイートで「ビットコインが今後も上昇し続けることに賭けている」と語っています。

ロバート・キヨサキ氏は以前から「金・銀・ビットコイン」を強く支持し続けており、自分自身がこれらの資産に投資していることも明かしていましたが、今回のツイートでは『私は金・銀をさらに買い増している』とも報告されており、金・銀・ビットコインを購入する理由については『連邦準備制度理事会(FRB)、財務省、バイデンは嘘つきだからだ』とコメントされています。

ビットコインは今年だけで100%以上上昇している。ビットコインは今後も上昇し続けるのか?
→私はそれに賭けています。

私は金・銀をさらに買い増している。なぜ金・銀・BTCを買うのか?
→FRB・財務省・バイデンは嘘つきだからです。

ロバート・キヨサキ氏のFRBに対する批判

ロバート・キヨサキ氏は今回のツイートで『FRB・財務省・バイデンは嘘つきだ』と語っていますが、同氏はこのような批判をこれまでに何度も投稿しています。

連邦準備制度理事会(FRB)はドル紙幣を発行する権限を有していますが、ロバート・キヨサキ氏はFRBが大量に発行する米ドルを「フェイクマネー(偽物のお金)」と表現しており、新型コロナ対策や経営破綻した銀行への救済措置などで大量の米ドルが発行されることによって、米ドルの信頼性が失われていることなどを指摘しています。

米ドルのような法定通貨には発行上限がないため、紙幣が大量に発行されれば1通貨あたりの価値が下がることになりますが、BTC・金・銀のような資産は発行枚数や供給量が限られているため、ロバート・キヨサキ氏などは金・銀・BTCなどへの投資を推奨しています。

FRBはインフレを抑制するために金利政策や財政政策を調整することでドルの価値を維持するように努めていますが、別のアナリストは「FRBは今後金利の引き上げを停止し、債権を購入するなどして市場の流動性を高め、量的暖和政策に移行する」と予想しており、「FRBの金融政策が変更されると仮想通貨市場は強気に転じ、ビットコインにも強気相場が訪れる可能性が高い」との予想を語っています。

価格予想など異なる意見の捉え方について

ロバート・キヨサキ氏は2023年4月17日のツイートで「特定の資産の買い・売りを推奨する異なる意見の捉え方」についても語っており、重要なのは"売買推奨の理由や背景を把握すること"だと説明しています。

同氏は「買うべき・売るべきといった対立する意見の両方を考慮することによって自分自身が賢くなれる」と述べており、それはお金よりも価値があるものだと語っています。

Steve Van Metre氏は「今すぐ金を売れ」と言っていますが、その一方でDavid Hunter氏は「今すぐ金を買え」と言っています。あなたはどちらを信じますか?

回答:どちらも賢い人物です。全ての市場は買い手と売り手によって成り立っています。あなたの仕事は買い手と売り手の背後にあるロジックを見つけ出すことです。対立する論理を考慮することで、あなたはより賢くなることができます。それはお金よりも価値があります。

なお、ロバート・キヨサキ氏は2023年2月のツイートで「2025年までには5,000ドル(約66万円)、銀は500ドル(約6万6,000円)、ビットコインは50万ドル(約6,600万円)になる」との予想を語っています。

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