
モンテネグロ検察当局「Terra共同創設者の拘束期間延長」を要請
モンテネグロの首都ポドゴリツァの検察当局が、仮想通貨LUNA・UST(現:LUNC・USTC)の開発で知られる「Terraform Labs」の共同創設者Do Kwon(ド・クウォン)氏らを公文書偽装の容疑で起訴し、拘束期間の延長を求めていることが複数メディアの報道で明らかになりました。
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Do Kwon氏らを公文書偽装の容疑で起訴
モンテネグロの首都ポドゴリツァの検察当局が、2023年3月23日にモンテネグロ警察によって拘束されていたTerraform Labsの共同創設者Do Kwon(ド・クウォン)氏らを公文書偽装の容疑で起訴し、拘束期間の延長を求めていることが複数メディアの報道で明らかになりました。
Do Kwon(ド・クウォン)氏は2022年5月に崩壊した仮想通貨LUNA・UST(現:LUNC・USTC)の開発を行なっていた「Terraform Labs」の共同創設者であり、2023年3月23日には「モンテネグロ警察によって書類偽装の容疑で拘束されたこと」が報告されていました。
その後は「ニューヨーク州の連邦検察官がDo Kwon氏を詐欺罪で起訴したこと」も報じられており、「米国と韓国の両政府がDo Kwon氏の身柄引渡しを要請している」ということも報告されていましたが、今回の報道では『モンテネグロ当局は"Do Kwon氏は身柄引渡し前にモンテネグロでの犯罪で起訴される"と述べた』とも報じられています。
なお、ポドゴリツァの検察当局はTerraform Labsの元最高財務責任者であるHan Chang-jun(ハン・チャンジュン)氏も同様の容疑で起訴しているとのことで、両者は現在モンテネグロの刑務所に収容されているとも報じられています。
韓国ではTerraform Labs関連の調査が進行中
Terraform Labs(TFL)に関しては、同社の共同創設者であるシン・ヒョンソン氏(別名:ダニエル・シン)に対する逮捕状請求も出されていましたが、今月始めには「韓国のソウル南部地方裁判所がシン・ヒョンソン氏の逮捕状請求を却下した」ということも報告されています。
一方、韓国検察は「Terraform Labs関係者の財産差し押さえ」に取り組んでおり、ビットコインの仮想通貨に変換して海外取引所に移動されたと見られるTFL関連資金を凍結するための要請も行われていると報じられています。
また、最近の報道では「韓国の検察当局はTFLがLUNA・UST暴落直前に韓国の大手法律事務所に約90億ウォン(約9億円)を送金していたことを確認した」とも報じられており、暴落直前から送金が開始されていることから「Do Kwon氏は暴落の可能性を事前に認識していて、その後予想される法的問題に対処するための準備をしていた可能性もある」との推論も出ています。
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