Binance US:削除予定の取引ペアを「合計10種類」に変更|USDTペアは廃止せず
米国向けの暗号資産取引所「Binance.US」は2023年6月8日に、削除予定とされていた取引ペアの数を減らして、合計10種類の取引ペアを削除することを発表しました。
最初の発表時点では「USDT・BTC・BUSDの取引ペアを含む合計100種類以上の取引ペア」が削除されることが報告されていたため、この発表には大きな注目が集まっていましたが、その後はコミュニティからのフィードバックを受けて計画を変更したことが報告されています。
削除されることとなった取引ペアは以下に記載している合計10種類のBTC・BUSD取引ペアで、大部分を占めていた「USDTの取引ペア」は削除されないことになったと説明されています。
【削除される取引ペア】
ATOM/BTC, BCH/BTC, DOT/BTC, LRC/BTC, MANA/BTC, UNI/BTC, VET/BTC, XTZ/BTC, HBAR/BUSD, ONE/BUSD
これらの取引ペアは日本時間2023年6月9日午前1時00分に削除される予定で、「OTC取引ポータル」のサービスは既に一時停止されているとも報告されています。
なお、今回の発表は"取引ペアの削除"についての発表であり、"対象銘柄の上場廃止"ではないということも強調されています。
今月6日には米国証券取引委員会(SEC)がBinanceUSの運営企業の資産を凍結することを裁判所に要求していたため、仮想通貨業界では今後のBINANCEの動きに注目が集まっていますが、Binance USは今回の発表で『全ての暗号資産の入出金・取引は引き続き利用可能』と説明しており、一時停止されているOTC取引に関しても『今後数週間から数ヶ月間でOTC取引が再び利用可能になった場合に再度通知を行う』と説明されています。
取引履歴のダウンロードは早めに
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース
日本国内で「USDC」の普及促進|SBIホールディングスが米Circle社と協力
ウクライナ大統領「中央銀行デジタル通貨(CBDC)の発行」を正式に許可
BINANCE:キプロス共和国で「暗号資産事業ライセンスの登録抹消」を申請
TAOTAO「XRPの現物取引サービス」提供へ|レバレッジ取引の証拠金としても利用可能
ビットコインの希少価値、今後更に高まる「0.28BTC」を持てるのは世界でたった1%
イーサリアム財団:約4億円に相当する「1,700 ETH」を売却
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧