Symbol基盤のNFTをもっと簡単に「ONEPLATE」提供へ:NFTDrive×フードNFTコンソーシアム
シンボル(Symbol/XYM)のブロックチェーン技術を活用した食品関連のNFT『フードNFT』を展開している「フードNFTコンソーシアム」は2023年6月9日に、NFTを簡単に取り扱うためのオリジナルツール「ONEPLATE」をNFTDriveと共同開発したことを発表しました。
ONEPLATE(ワンプレート)とは?
ONEPLATE(ワンプレート)は、誰でも簡単にNFTを始められるようにすることを目的として開発されたツールであり、ウォレット不要でNFTを始められるだけでなく、マーケットプレイス不要でP2P取引(個人間の直接取引)を行うことができると説明されています。
一般的な方法で仮想通貨やNFTを取引・保有するためには、暗号資産を保管・管理するための「ウォレット」を利用する必要があり、ウォレットで暗号資産を管理する際には「秘密鍵」や「ニーモニック」などの重要情報を自己管理するする必要もあるため、そのような複雑さが参入障壁となっていました。
ワンプレートはそのような複雑さを排除して、誰でも簡単に暗号資産やNFTを扱えるようにする簡単ツールとなっており、ブラウザから専用URLにアクセスするだけで、スマホやパソコンから簡単にNFTを扱うことができると説明されています。
ONEPLATEの機能・特徴・活用方法としては以下のようなものが挙げられています。
ONEPLATEの機能・特徴
- ウォレット不要・マーケットプレイス不要で使える
- NFT専用URLをQRコードやNFCで共有するだけでNFTを配布できる
- NFTのプレビュー・ブロックチェーン上のトークン詳細確認も可能
- ブラウザからURLにアクセスするだけで利用できる
- パソコン・モバイルの両方で利用可能
- アカウント名とパスワード設定のみでアカウント作成が完了
- アカウント(アドレス)情報のインポート機能
- 保有NFTの一覧表示・プレビュー機能
- NFT共有QRコードの作成機能
- 他の人が持つNFTに対する購入オファー・直接売買機能
- マルチシグ対応
NFT一覧表示画面イメージ
(画像:フードNFTコンソーシアム)
アカウント作成は簡単3ステップ
(画像:フードNFTコンソーシアム)
ONEPLATEの活用シーン
【リアルイベント会場でNFT配布】
URLにアクセスすればNFTの閲覧が可能。事前にウォレットを導入する必要もないため、当日初めてNFTを知った方でもスマートフォンだけでNFTを受け取ることができ、機会を逃さず参加を促すことができる。
【NFCにスマートフォンをかざしてゲット】
URLをNFCタグやNFCカードなどに設定すれば、スマートフォンをかざすだけでNFTにアクセスして閲覧できる。NFCタグをマスコットやぬいぐるみなどに設置すれば来場者とのコミュニケーションにも繋がる。NFTを使ったスタンプラリー企画などにも利用可能。
今後は会員へのNFT配布などに活用
ONEPLATE(ワンプレート)は「会員へのNFT配布」に活用するなど会員のNFT体験を高めるために活用されていくとのことで、会員がフードNFTを運用する際にも活用施策のひとつとして提供するとも説明されています。
また、今後もわかりやすさや使いやすさを高めるためのアップデートが実施されていく予定で、最終的にはNFTに関する全てを「ONEPLATE」で行える状態を構築、イベント・マーケティング・営業などで活用できる"フード界の定番ツール"として推進していくと報告されています。
フードNFTコンソーシアムは2023年5月30日に「フードNFTに関するトークセッション」を開催していましたが、今回発表された「ONEPLATE」はこの時に初公開され、参加者にはQRコードやNFCカードからアクセスできる体験が提供されたとも報告されています。
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(フードNFTコンソーシアム発表)