Brave:Google・Bingに依存しない「独自の画像・動画検索機能」をリリース
Brave独自の画像・動画検索機能リリース
プライバシー重視の次世代ブラウザを展開している「Brave」は2023年8月3日に、GoogleやBingに依存しない「Brave独自の画像・動画検索機能」をリリースしたことを発表しました。
Brave(ブレイブ)は、ユーザーのプライバシー保護を重視して設計された比較的新しいブラウザであり、「サイト上の広告を排除する機能」や「仮想通貨BATを用いた報酬機能」など魅力的な機能を多数搭載しています。
従来のBraveブラウザでは、画像検索を行う際に「Google」と「Bing」の選択肢が与えられ、自分が選択した検索エンジンを介して検索結果が表示される仕様となっていましたが、今回は「完全に独立したBrave独自の画像・動画検索が可能になったこと」が報告されています。
新しくなったBraveブラウザの画像検索機能を利用すると「Google・Bing」の候補を選択することなく即座に検索結果の画像を表示することが可能で、「他の検索エンジンで検索」のボタンをクリックすれば、Google・Bingの検索結果を表示することもできます。
プライバシー保護と検閲耐性を備えた検索エンジン
Braveは公式発表の中で「以前のMicrosoft Bingでは、天安門事件で戦車の前に立ちふさがった"タンクマン"に関する画像検索結果が0件だった」ということも報告しています。
"ユーザー第一のウェブを構築すること"を目標に掲げているBraveは、大手企業に依存しない独立したサービスの重要性を強調しており、「Brave Searchはプライバシー保護と検閲耐性を備えた完全に独立した検索エンジンである」と説明しています。
Today Brave Search is releasing its own image and video search!
— Brave Software (@brave) August 3, 2023
Now any Brave Search query can be served directly from Brave’s own index, enabling users to benefit from a fully independent search engine that protects their privacy and is censorship-resistant. pic.twitter.com/y0kgCt7rYS
本日、Brave Searchは独自の画像・動画検索をリリースしました!
これにより、Brave Searchの検索クエリがBrave独自のインデックスから直接提供されるようになります。ユーザーはプライバシー保護と検閲耐性を備えた完全に独立した検索エンジンを利用することができます。
Braveは暗号資産関連の機能拡充も続けており、今年3月には仮想通貨を法定通貨に交換できる「オフランプ機能」を追加、今年5月にはNFT保有者限定で通話できる「トークンゲート機能」も追加されています。
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