アルゼンチン大統領選挙の予備選「ビットコイン支持派」のハビエル・ミレイ氏が首位に
BTC支持派のハビエル・ミレイ氏が予備選でトップ
ビットコイン(BTC)を支持していることでも知られるアルゼンチンの大統領候補者ハビエル・ミレイ氏が、2023年8月13日に実施されたアルゼンチン大統領選挙の予備選で最も高い得票率を獲得したことが明らかになりました。
ハビエル・ミレイ氏は「中央銀行の廃止」や「経済のドル化」を公約に掲げる自由至上主義の経済学者であり、支持者の集会でロックを歌うなど特に若者の間で支持率が高いと報じられています。
複数の報道によると、開票率96%の時点でハビエル・ミレイ氏の得票率は30.1%であったとのことで、個人の候補者の中で最高の得票率を獲得したと報じられています。
なお、企業寄りの保守系主要野党連合候補者の得票率合計は28.3%、中道左派の与党連合の得票率は27.2%だったとも報じられています。
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ハビエル・ミレイ氏はどんな人物?
ハビエル・ミレイ氏は仮想通貨ビットコインを高く評価している一方で、中央銀行を厳しく批判していることが報告されており、予備選後には「我々は真の野党だ。失敗を繰り返す古い勢力ではアルゼンチンを変えることはできない」と語ったとも報じられています。
自分自身を"無政府資本主義者"だと辞任しているという同氏は、ビットコインを"中央集権的な金融システムの不正行為に対抗するためのツール"だとみなしているとのことで、「中央銀行は詐欺であり、政治家がインフレ税で善良な国民を騙す仕組みだ」と批判しているとも伝えられています。
具体的には「BTCの供給量に制限があること・BTCで一般の人々の手にお金を取り戻せること・BTCが金や銀よりも安全に取引できること」などを高く評価していて、中央銀行の閉鎖を提案しているとも報告されています。
今回の予備選は10月22日に行われる本選挙の最終リハーサルのようなものであるものの、ハビエル・ミレイ氏が予想を大幅に上回る得票率を獲得したことによって、本選でも同氏が勝利する可能性があると注目されており、仮想通貨業界からも注目が集まっています。
中央市場ではUSDT取引推進の動き
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