「ビットコイン現物ETFの承認は避けられない」元SEC委員長がコメント

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前SEC委員長が「ビットコイン現物ETF」に言及

米証券取引委員会(SEC)の前委員長であるジェイ・クレイトン氏は2023年9月1日に「ビットコイン現物ETFの承認は避けられない」との見解を示しました。

今回の考えはジェイ・クレイトン氏がCNBCの「Squawk Box」に出演した際に語られたもので、仮想通貨業界で注目を集めているビットコイン現物ETFに関する同氏の考えが語られています。

現在は「BlackRock・WisdomTree・Invesco Galaxy・Wise Origin・VanEck・Bitwise・Valkyrie」など様々な企業のビットコイン現物ETFが申請されていますが、最近ではこれら全ての申請の承認判断が延期されたことが報告されていました。

ビットコイン現物ETFの具体的な承認時期については語られていないものの、同氏は「ビットコインが証券ではないことは明らかである」と述べており、「個人投資家や機関投資家がBTCへのアクセスを望んでいて、信頼できるプロバイダーも商品提供を望んでいるため、ビットコイン現物ETFの承認は避けられない」との見解が語られています。

また、同氏は米SECがビットコイン先物ETFを認可していることにも言及し、「現物ETFと先物ETFを区別する状態を永遠に続けることはできない」との考えも語っています。

仮想通貨業界では、先月末にグレイスケールが現物ビットコインETFに関する裁判で米SECに勝訴したことを受けて”現物ETFの承認”に期待が高まっていましたが、今のところは判断が10月中旬頃まで延期された状態となっています。

なお、本日2日には「判断が延期された後に、Bitwiseが現物ビットコインETFの申請を取り下げた」ということも報告されています。

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