
イーサリアムの新テストネット「Holesky」正式ローンチ|予定通り再起動を完了
Holesky:9月28日に正式ローンチ
イーサリアム(Ethereum/ETH)の新たなテストネット「Holesky」が2023年9月28日に正式ローンチされたことが明らかになりました。
Holeskyは元々2023年9月15日にローンチが予定されていたものの、このローンチ時に設定ミスが発覚し、2週間以内に再起動する予定であることが報告されていました。
しかし、2023年9月28日に「EthStaker」がYouTubeで実施したライブストリームでは「Holeskyの再起動が成功したこと」が報告されています。
以前の報告はこちら
新テストネット「Holesky」とは?
Holeskyは、イーサリアムのテストネットである「Sepolia」や「Goerli」で発生していた問題に対処して、より良いテスト環境を実現するために開発された新たなテストネットであり、GoerliがHoleskyに置き換わる形でローンチされています。
SepoliaやGoerliでは「ガス代用のトークンが少数の団体に独占されている」という問題が発生していたため、Holeskyではテストネットで流通する「Holesky ETH(HETH)」と呼ばれるトークンをメインネットの10倍に相当する"16億枚"発行する仕組みが採用されています。
また、Holeskyではネットワークを支える役割を担う"バリデーター"が146万も存在するとのことで、これはイーサリアムメインネットのほぼ2倍に相当する数であるとも報告されています。
なお、Holeskyはイーサリアムの次期大型アップグレードである「Dencun」の開発やテストでも活用されるため、Dencunにおいても重要な役割を果たすテストネットとされています。
前回の発表時には「今回の遅延はDencunのローンチに影響を与えない」と報じられていましたが、2023年9月21日には「Dencunのローンチは2024年まで遅延する可能性がある」ということも報告されています。
ETH関連の注目記事はこちら
(EthStaker)

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