6年間休眠状態のクジラ「122億円相当のビットコイン」を移動
6年間ぶりの送金で「約3,000 BTC」を移動
2016年頃からビットコイン(BTC)を保有し続けていた謎のクジラの1つが約6年ぶりに活動を再開し、約122億円相当のビットコインを別のウォレットへと移動させたことが明らかになりました。
ビットコイン価格が5万円付近で推移していた2016年5月に「約3,301 BTC」を取得したこのクジラは、2017年9月に「約205 BTC」を外部送金して以降はビットコインを外部に送金していませんでした。
しかし、2023年10月9日には約6年ぶりに外部送金が行われており、ウォレットに保管されていたビットコインのほぼ全てとなる「2995.117763 BTC」が別のウォレットへと移動されています。
(画像:ARKHAM INTELLIGENCE)
#PeckShieldAlert A dormant $BTC address 17TZNT...6kRo (which has been inactive for 6 years) has moved ~2,995.11 $BTC (~$82.3m) to 2 new addresses
— PeckShieldAlert (@PeckShieldAlert) October 10, 2023
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休眠中のBTCアドレス 17TZNT...6kRo(6年間非アクティブ)が2,995.11 BTC(8,230万ドル相当)を2つの新しいアドレスに移動させました。
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今回移動されたビットコインは「2,495 BTC」と「500 BTC」に分けて2つのアドレス宛てに送金されています。
2,495 BTCが送られたウォレットでは現在もそのBTCが保持されていますが、500 BTCが送られたウォレットは10月5日に再び500 BTCを別のウォレットに送金しています。
一連の巨額送金がどのような目的で行われたのかは不明となっていますが、最近では「数年間にわたって休眠状態だったクジラのビットコイン移動」に関する報告が増えてきているため、一連の動きには注目が集まっています。
なお、先月末には「BTCを大量保有するサメ・クジラのBTC蓄積量が2023年の最高額に達したこと」も報告されており、そのような傾向を"新たな強気相場到来のサイン"と捉える意見も出ています。