2024年3月17日〜23日にかけて紹介した暗号資産・ブロックチェーン関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。
【重要】DHP保有者は「新チェーン」への移行作業を
ディーヘルスネットワーク(dHealth Network/DHP)は2024年3月20日に、COSMOS上の新しいメインネットが正式稼働したことを発表しました。
従来のネットワークは今後も運営されるとのことですが、発表内容などを考慮すると「旧チェーン上のDHP」を保有している場合は「新チェーン上のDHP」に変換して、新しいウォレットで保管・運用しておいた方が良いと考えられます。
以下の記事では「従来のDHPを新チェーン上の新しいDHPに変換して、Keplrウォレットに送金する方法」と「KeplrウォレットでDHPをステーキングする方法」を画像付きでわかりやすくまとめていますので、DHPを保有している方は参考にされてみてください。
アバランチ財団「保有するミームコイン」を発表
アバランチ(Avalanche/AVAX)の運営・開発を支援するアバランチ財団は2024年3月14日に、アバランチ財団が保有している5種類のミームコインを発表しました。
アバランチ財団は昨年末に「Culture Catalyst」と呼ばれるプログラムを通じてAvalanche基盤のコミュニティコインを購入していく計画を発表していましたが、今回の発表ではこの取り組みの一環として購入された5種類のミームコインが明かされています。
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日本の年金基金が「BTC・暗号資産」の情報提供依頼
日本の国民年金と厚生年金の積立金を管理・運用している公的機関である年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は2024年3月19日に、運用資産の多様化に向けてビットコイン(BTC)などの暗号資産を含む様々な資産の情報提供やアイデア募集を開始したことを発表しました。
今回の情報提供依頼はあくまでも調査研究の検討に役立てるためのものであり、ビットコインなどの暗号資産が運用資産に組み込まれることが確定したわけではないものの、GPIFは220兆円以上の運用資産を誇る世界最大規模の機関投資家であるため、今回のニュースは世界的に注目を集めています。
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仮想通貨の価格予想に関する注目記事
著名アナリストのPlanB氏は2024年3月18日に「ビットコイン価格は2032年までに500万ドル(約7億5,000万円)まで上昇する可能性がある」との予想を語りました。
今月14日には、暗号資産取引所BitMEXの共同創業者であるアーサー・ヘイズ氏から「Dogwifhat(WIF)の価格は10ドル(約1,500円)まで上昇する可能性がある」との予想も語られています。
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カルダノ初「USDM」リリース
カルダノ(Cardano/ADA)で複数のステークプールに分散委任できるステーキングバスケットのサービスを開発している「Atrium Lab」は2024年3月16日に、カルダノの分散型取引所アグリゲーターである「DexHunter」と提携したことを発表しました。
今月17日には、Cardanoブロックチェーン上で初となる法定通貨担保型の米ドル連動ステーブルコイン「USDM」がリリースされたことも発表されています。
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SHIB関連ミームコイン「DAMN」価格高騰
シバイヌ(Shiba Inu/SHIB)関連のレイヤー2「Shibairum」で新たに発行されたミームコインであるSol Killer(DAMN)の価格高騰が注目を集めています。
最近では、SHIBコミュニティで期待が高まっているPlay-to-Earn(P2E)を採用した新作ゲーム「Shiba Eternity」のベータ版テストが次の四半期に開始される可能性があることも明らかにされています。
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ビットコイン:半減期まであと1ヶ月
ビットコイン(BTC)で約4年に一度のタイミングで訪れる「半減期」までの残り日数が30日を切ったことが明らかになりました。
ビットコインの半減期については、コインベースからも機関投資家向けレポートが公開されており、「ビットコインの上昇傾向が半減期後まで続くと推測するのは簡単だが、BTC価格は半減期以外の要因にも影響を受けるため、投資家はそのような要因も考慮すべき」との考えも語られています。