コインチェック:LSK保有者に対するKLYトークン(Klayr)エアドロップの対応方針を発表
暗号資産(仮想通貨)取引所コインチェックは2024年5月14日に、リスク(Lisk/LSK)保有者を対象としたKLYトークン(Klayr)のエアドロップに関する対応方針を発表しました。
【PR】本サイトはアフィリエイトプログラム・プロモーションによる収益を得ています。
「KLYの取扱い・付与方法・時期などは未定」と説明
コインチェックは2024年5月14日に、リスク(Lisk/LSK)保有者を対象としたKLYトークン(Klayr)のエアドロップ(無料配布)に関する対応方針を発表しました。
KLYトークン(Klayr)のエアドロップでは、ブロック高24,823,618(日本時間2024年5月21日15時ごろ)にLSK保有量を記録する「スナップショット」が実施される予定で、その時のLSK保有量に応じて2024年6月25日頃にKLYトークンが配布される予定となっています。
コインチェックは、Liskブロックチェーンの移行に備えて当該ブロック高でスナップショットの取得を行うことを予定しているとのことですが、KLYトークンの取扱い・付与方法・時期などの詳細は未定であると説明されています。
そのため、KLYトークンを確実に受け取りたい場合は自分自身で手続きを行う必要があるとのことで、具体的な手続き方法や付与割合などの公式発表は現時点で確認されていないため、Klayrのホームページなどで確認するようにと説明がなされています。
※追加情報:
「スナップショットの取得及びEthereumのレイヤー2へ移行することに伴うコインチェックのLSKサービス提供方針については現在協議中」との追加発表がありました。
コインチェック関連の注目記事はこちら
KLYトークン(Klayr)とエアドロップについて
KLYトークン(Klayr)とは、Liskブロックチェーンがイーサリアムのレイヤー2に移行するタイミングで新たに誕生する暗号資産のことを指します。
Liskブロックチェーンは元々レイヤー1ブロックチェーンとして展開されていましたが、今後はEthereumレイヤー2への移行(Optimismスーパーチェーンへの統合)が予定されています。
レイヤー2への移行時には「既存のL1 LSKトークン」が1対1の比率で「L2のLSKトークン(ERC20トークンとして発行)」に移行されます。
しかし、Liskscanなどを支えるチームである「Klayr」は、Lisk SDKで構築された新しいL1ブロックチェーンを展開するため、この時に「KLYトークン」が発行され、既存のLSKトークン保有者にKLYトークンがエアドロップされることになっています。
Liskのレイヤー2移行・ERC-20版LSKトークンの配布・KLYトークンのエアドロップなどについては「Liskの公式発表ページ」で説明されています。
ただし、上記の発表ページでは主に「ERC-20版LSKトークン」に関する説明がなされていますので、KLYトークンに関する詳細は「Klayrのホームページ」をご確認ください。
なお、Liskチームは2024年5月7日に、レイヤー2への移行に伴う大規模エアドロップイベントとなる「HodlerDrop・DevDrop・UserDrop」を実施することも発表しています。
こちらの記事もあわせてどうぞ
(コインチェック発表)