Symbol活用のフルオンチェーンブログ「CHRONOTH」公開|記事投稿までの流れも紹介

by BITTIMES   

CHRONOTH(クロノス)正式リリース

シンボル(Symbol/XYM)を活用したサービスを展開しているNFTDriveは2025年2月25日に、Symbolブロックチェーン上に全データを完全保存する世界初のフルオンチェーンブログプラットフォーム「CHRONOTH(クロノス)」を正式リリースしました。

CHRONOTH(クロノス)は、記事に関するデータをSymbolのブロックチェーン上に保存することによって知識や情報を改ざん不可能な形で永久保存できるフルオンチェーンブログプラットフォームであり、知識保存への貢献度を示す「CHRONOTHトークン」を付与する仕組みも採用されています。

フルオンチェーンとは、データなどを含むすべての情報がブロックチェーン上に完全に保存されている状態を指すもので、一部データをオフチェーン(外部サーバーなど)で保存する一般的な方法よりも透明性・信頼性が高い点を特徴としています。

一般的なブログサービスの記事データは特定の企業が所有するサーバーなどに保存されているため、サービス終了など一方的な理由でユーザーの記事が消滅したり、記事コンテンツの内容が改ざんされたりするリスクがありましたが、CHRONOTHはブロックチェーンに記事データを保存するため、そのようなリスクを排除できる仕組みとなっています。

なお、CHRONOTHではSymbolウォレットとXYMを持っていれば誰でもブログ記事を投稿することができ、CHRONOTHで公開されている記事コンテンツは誰でも無料で閲覧することが可能です。

CHRONOTHで記事を公開する方法

【CHRONOTHで記事を公開するまでのおおまかな流れ】

  1. NFTDriveEXでウォレットを作成/復元
  2. NFTDriveEXのEditorで記事を作成
  3. 記事をブロックチェーンに保存してNFT化
  4. 記事に投稿用メタデータを付与してCHRONOTHに投稿

CHRONOTHは、NFTDriveが提供する多機能ウォレット「NFTDriveEX」を活用したサービスとなっているため、CHRONOTHで記事を公開するためには「NFTDriveEXのウォレット」と「手数料分の仮想通貨XYM」が必要となります。

NFTDriveEXはブラウザから利用できる複数チェーン対応の仮想通貨ウォレットであり、新たにウォレットを作成する方法に加えて、既存ウォレットをインポートすることも可能となっています(NFTDriveEX公式サイト)。

このウォレットには様々なNFTを発行できる機能も搭載されていて、ウォレットの作成/復元後に「App」のボタンを選択して「Editorアルファ版」のアプリを起動すれば記事コンテンツを作成してNFT化できるため、この機能を利用して「CHRONOTHで公開するブログ記事のNFT」を作成する形となります。

NFTDriveEXのエディタツールは、一般的なブログサービスと同じようなブロックエディタ形式で設計されているため、直感的な操作で誰でも気軽にブログ記事を作成することができます。

NFTDriveEXのEditorアルファ版で記事を執筆している画面(画像:NFTDriveEX)NFTDriveEXのEditorアルファ版で記事を執筆している画面(画像:NFTDriveEX)

Editorアルファ版の編集画面で「ファイル」をクリックすると「ブロックチェーンへ保存」の項目が用意されているため、これを通じて記事データをNFT化し、作成した記事データに投稿用のメタデータを付与してCHRONOTHに投稿する流れとなります。

※下書き中は「名前を付けて保存」でローカル(PC)にデータを保存し、重要な個人情報などがブロックチェーン上に保存されないよう十分ご注意ください。

ファイルメニューの「開く」ボタンからブロックチェーンに保存した記事データを開くと、画面右上に「メタデータ設定ボタン」が表示されるため、このボタンをクリックすればCHRONOTHに記事を投稿するためのメタデータを設定することができます。

なお、メタデータを設定する際には「作者のアドレス・記事タイトル・説明・アイキャッチ画像URL・検索タグ・更新キー・任意のXYM寄付額」なども設定することが可能です。

CHRONOTHで記事を公開する方法の詳細は、CHRONOTHで公開されている以下の各種記事で詳しく説明されています。

CHRONOTHやNFTDriveEXを活用すれば、様々な情報やデータを改ざん不可能な形で永久保存することができるため、使い方次第で色々なことに活用できると期待されます。

このようなサービスはブロックチェーンの特徴を活かした非常に有益で魅力的なものであるため、更なる技術活用や今後投稿される記事コンテンツの内容などにも注目です。

CHRONOTHで公開されている記事は「CHRONOTHの公式サイト」で閲覧することができます。

>>Symbol・XYM関連の最新ニュースはこちら

執筆・翻訳:BITTIMES 編集部
サムネイル:Freepikのライセンス許諾画像を用いて作成

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