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仮想通貨ニュース週間まとめ|7月15日〜21日


2018年7月15日〜21日にかけて紹介した仮想通貨関連のニュースをまとめて掲載しています。この1週間で特に注目の話題をBITTIMES編集部がピックアップしてお届けします。

SBIバーチャル・カレンシーズ本格始動

SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)は、7月17日から事前登録の申請を行なっていなかった一般の人々による新規口座開設の受付を開始しています。

長い間待ち望まれていた、SBIが運営する仮想通貨取引所がついに本格始動しています。SBIVCは業界で最も安い取引手数料を目指しており、
ビットコイン(BTC)
ビットコインキャッシュ(BCH)
リップル(XRP)
を日本円で販売しています。

Zaifからの重要な発表

仮想通貨取引所Zaif(ザイフ)は、7月17日に同社が提供していたスマートフォン向けアプリ「Zaif」のサービスを2018年10月15日をもって終了することを発表しました。

現在アプリを利用しているユーザーは、ウォレットの引き継ぎ作業などを行う必要があるため、忘れずに確認しておくようにしましょう。

セキュリティトークンに関するニュース

セキュリティトークンに関するニュースが複数報じられています。

これはいわゆる”有価証券に該当する仮想通貨”のことであり、米国証券取引委員会(SEC)やその他の証券監督当局の権限の下で規制されることになる通貨を指します。

SECは今年の6月に『ビットコインとイーサリアムは”有価証券”ではない』との見解を示しました。これに伴い、”分散化された性質をもつ仮想通貨”と”一部の組織の管理下にある仮想通貨”の分類が明確化されつつあります。

このような動きに合わせて、世界中の複数の国々でそれらの規制され仮想通貨を適切に取り扱うための活動が増えてきています。BITTIMESでは、今週セキュリティトークンに関連する話題を3つ掲載しています。

今後重要なキーワードになってくると考えられる”セキュリティトークン”について、今のうちから目を向けておきましょう。

ビットコイン価格予想|長期的に強気を維持する投資家たち

ビットコイン価格の予想を語る世界の億万長者たちは、依然として強気な姿勢を維持しています。

今週は、Avenue Capital Group(アベニュー・キャピタル・グループ)の会長兼最高経営責任者(CEO)であり億万長者としても知られるMarc Lasry(マーク・ラスリー)氏と、仮想通貨取引所BitMEX(ビットメックス)のCEOであるArthur Hayes(アーサー・ヘイズ)氏が語った価格予想を紹介しています。

この両者は、ビットコインの価格はこれまでの最高値である2万ドル(約220万円)を遥かに上回るという予測を語っています。中でもヘイズ氏は、今後の動きとして「わずかな上昇後にさらに安値を更新する」という興味深いコメントも語っているため、注目すべき内容となっています。

また、Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)に以前勤めていた、ウォール街の重鎮Michael Novogratz(マイケル・ノヴォグラッツ)氏は、以前からビットコインを強く支持しているものの、世の中にそれらの仮想通貨やブロックチェーンの技術が普及するためには「あと5〜6年は待たなければならない」との考えを語っています。

ノヴォグラッツ氏が語る今の市場に必要なものとは?

注目の仮想通貨|中国CCIDの格付けも

中国の仮想通貨格付け機関であるCCIDは、最新のランキングを今週発表しています。前回は30種類の通貨を対象に評価を行なっていましたが、今回はさらに1通貨が追加され、全部で31種類の銘柄が公開されています。

日本では、あまり馴染みのない新しい通貨も上位にランクインしてきているので、是非一度確認してみてください。

また、この他にも2018年の夏に注目すべき5つの仮想通貨をピックアップして簡単に解説した記事も公開しているので、こちらも合わせてご覧ください。