
EUブロックチェーンパートナーシップに「イタリア」が参加|加盟国は27カ国に
ブロックチェーン(Blockchain)などの最先端テクノロジーの研究開発に取り組む「欧州ブロックチェーンパートナーシップ」にイタリアが新たに加盟することが明らかになりました。この団体にはすでに26カ国が参加しており、現在もその規模を拡大させています。
こちらから読む:ブロックチェーン技術への研究開発に意欲を見せる「イタリア」
ブロックチェーン専門家も支援
欧州ブロックチェーンパートナーシップの議員であるMirella Liuzzi(ミレラ・リウッツィ)氏が9月27日に発表した内容によると、このパートナーシップに参加している計26カ国の組織はイタリアの参加を歓迎しているとされています。
経済開発大臣であるLuigi Di Maio(ルイジ・ディ・マイオ)氏は『イタリアは、このパートナーシップに参加することでブロックチェーン技術の開発における自分たちの進む道を明確にすることができる』と述べており、『この団体には仮想通貨を通じたプロジェクトを成功に導くために雇われたブロックチェーンの専門家グループが存在する』と説明しています。
欧州ブロックチェーン協定の加盟国リスト
欧州ブロックチェーン協定は2018年の4月に立ち上げられており、これまでにも計26カ国がすでに加盟しています。今回イタリアが新たに参加したことによって、同パートナーシップに参加する国家は以下の27カ国となりました。
・イギリス
・フランス
・ドイツ
・オーストリア
・スペイン
・スウェーデン
・オランダ
・リトアニア
・エストニア
・ラトビア
・マルタ
・ベルギー
・フィンランド
・ポーランド
・ルーマニア
・ルクセンブルク
・アイルランド
・ポルトガル
・スロバキア
・スロベニア
・ブルガリア
・ノルウェー
・チェコ
・ギリシャ
・デンマーク
・キプロス
・イタリア
これらの共同作業を行う国家には独自の目標がありますが、それぞれの国や都市はより良いブロックチェーン開発を推進するために協力して各プロジェクトに取り組んでいます。
イタリアで進む「ブロックチェーン技術」の活用
イタリア南部にある都市「ナポリ」では、ブロックチェーン技術の進歩を促すためにイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を開始したと伝えられています。
また同国の有名なサッカークラブである「Juventus FC(ユヴェントスFC)」は先日、ファンとの交流を深めることなどを目的として、ブロックチェーン・プラットフォーム「Socios.com」と協力して独自の仮想通貨「Juventus Official Fan Token(ユヴェントス・オフィシャル・ファン・トークン)」を発行することを明らかにしています。
ブロックチェーン技術の研究開発を促進するための協力関係は世界中で続々と構築されてきています。最近の報告では、イスラエルとスイスなども協力関係を結んでおり、仮想通貨やブロックチェーンを扱う企業の研究開発を促進するための適切な規制を構築していく計画であることなども明らかになっています。
ブロックチェーン関連のその他のニュースはこちら

この記事が気に入ったら
いいね!しよう
関連のある仮想通貨ニュース

フランス・マルセイユの貿易港:ブロックチェーン活用した「貨物輸送」のテストに参加

ドラッグディーラーに対し「ビットコイン1,700万円相当」の没収判決:米裁判所

Ripple社のxRapidが国際送金で40〜70%の節約を達成|大幅にコストを削減

アイオータ(IOTA/MIOTA)新ウォレット「Firefly(ファイアフライ)」近日公開

日本銀行「中央銀行デジタル通貨(CBDC)の連絡協議会」を設置|民間事業者も参加

The Open Networkのトンコイン(Toncoin/TON)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説
注目度の高い仮想通貨ニュース
仮想通貨ニュース | 新着記事一覧
仮想通貨まとめ一覧

NFTゲーム「キャプテン翼RIVALS」とは?TSUGT・TSUBASAUTの特徴・価格情報など

ビットコイン(BTC)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

マスクネットワーク(MASK)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

ビットコインETFとは?市場への影響や注目される理由などを解説

イーサリアム(ETH)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など
