
John McAfee:仮想通貨の重要性「今後は海から配信」税務当局の召喚受け国外逃亡
仮想通貨とブロックチェーンの伝道師として知られる米国の大統領候補者John McAfee(ジョン・マカフィー)氏は、内国歳入庁(IRS)から重罪で起訴されたことを受け、現在はボートで亡命生活を送っています。同氏は以前から「税金の支払い」を拒否しており、全人生を賭けて政府との戦いに望んでいます。
こちらから読む:大統領選で仮想通貨の重要性を語る「ジョン・マカフィー氏」関連ニュース
ジョン・マカフィー73歳「ボートで海へ」
仮想通貨業界で最も影響力のある人物の一人としても知られるジョン・マカフィー氏(満73歳)は、2019年1月22日のツイートで内国歳入庁(IRS)から仮想通貨に関する重罪で起訴されたことを受けてボートで亡命生活を送っていることを報告しました。
The McAfee 2020 Campaign is, as of this day, in exile. I am being charged with using Crypto Cuttencies in criminal acts against the U. S. Government. More videos coming shortly. Stay tuned. pic.twitter.com/C75zcbnKTD
— John McAfee (@officialmcafee) 2019年1月22日
McAfee 2020キャンペーンは、現在、亡命中です。
私は米国政府に対する犯罪行為に仮想通貨を使用したことで責められています。近日中に新しいビデオを公開します。乞うご期待。
マカフィー氏はTwitterに投稿したビデオの中で、自分自身がテネシー州の裁判所職員から「犯罪行為における仮想通貨の使用」として告発を受けたことを説明しています。同氏によると、起訴されているのはマカフィー氏や彼の妻、2020年大統領選挙運動の4人のメンバーが含まれており、現在はテネシー州の大陪審に召喚を受けているとのことです。
同氏は税金を払っていないことを認めてはいるものの「自分自身にかけられている疑いが何なのか」については正確には把握していないと述べています。また、IRSからの召喚に対しては「私を刑務所に投獄して言論の自由を奪おうとしている」と批判しており、今後もボート上で選挙運動を続けていくと語っています。
税金制度の「違法性」を主張
マカフィー氏は以前から「米国の税金制度は違法なものである」と語っており、これまでに何千万ドル(何億円)もの税金を支払ってきたにも関わらず、価値のあるサービスは受けていないため"税金は支払わない"と主張しています。
また同氏は『私はすでにお金を稼ぎ終えており、現在は「McAfee Incorporated」からの支給に頼って生活しているため、私の支出はマイナスである』とも語っており、今回の動画の中でも『私は8年間税金を払っていませんし、秘密にもしていません』と強調しています。
このように語るマカフィー氏は以前から『私はIRSの標的になるだろうが、この戦いに全人生を捧げる準備ができている』と説明しており、今回の投稿の中でも『現在私たちは戦争状態にあり、私はその最前線にいる』と語っています。
仮想通貨は個人に「自由」をもたらす
マカフィー氏は2020年の大統領選挙を通じて「仮想通貨の重要性」を人々に伝えていくと語っており、選挙活動を通じて多くのことを人々に伝えています。
仮想通貨の発明は"火の発明以来、最も劇的な出来事だ"と語るマカフィー氏は「仮想通貨は政府によって管理された通貨の歴史を変え、個人を自由にすることができるもの」だと説明しており『すべての国民が匿名通貨を使用している場合には政府は税金を徴収することはできない』と語っています。
現在ボートの上で生活を送っているマカフィー氏は、自分自身の居場所を明らかにしておらず、大統領選が終わるまでの約2年間をボートの上で生活すると語っています。投稿されている動画などからベネズエラに向かっている可能性があるとの意見も出ていますが、その詳細については明らかになっていません。
マカフィー氏は2019年1月30日〜31日にかけて日本で開催される「ジャパン・ブロックチェーン・カンファレンス」で講演を行う予定となっていましたが、これに関しても1月23日の時点で「ビデオ出演」になる可能性があることが発表されています。
ジョン・マカフィー氏に関するその他の記事はこちら

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