Bakkt(バックト)ビットコイン先物商品の「詳細情報」を公開
仮想通貨取引プラットフォームBakkt(バックト)は2019年1月24日、待ち望まれていたビットコイン先物製品に関する詳細情報を公開しました。同社は先日、米国や日本での求人募集も発表しており、サービス開始に向けた準備を着々と進めています。
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「Bakkt BTC(USD)Daily Future」の詳細を公開
仮想通貨取引プラットフォーム「Bakkt(バックト)」を立ち上げたニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社インターコンチネンタル取引所(ICE)は2019年1月24日、Bakktで提供を予定しているビットコイン先物商品の詳細情報を公開しました。
公開された情報によると、製品名は「Bakkt BTC(USD)Daily Future」となっており、契約は「BTC/USD」で取引されます。取引にはスピードと信頼性を備えているICEの取引プラットフォームが使用されます。また、市場参加者はBakktのプラットフォームを使用する他の投資家と取引することができるとされています。
Bakktが提供するプラットフォームの取引時間は20:00〜18:00の間となっており、プレオープンは19:55とされています。これらすべての時間は東部標準時(EST)です。Bakktはこれらの先物契約の提供を監視するために「Bakkt Warehouse」とよばれる規制された保管ソリューションが使用しています。公開された全ての情報は記事の最後に記載している「公式サイト」で確認することができます。
今回発表された内容は、以前に公開されていた情報と比べると劇的な変化は見られていませんが、Bakktのプラットフォームでの取引を望んでいる人にとって重要なものであると言えます。
米国・東京での「求人募集」も
「Bakkt」は先日、求人募集も発表しています。この募集のほとんどの勤務先はニューヨークなど米国の都市となっていますが、法人向けの営業に関しては東京でも募集が行われています。
ビットコイン先物商品の詳細は公開されたものの「Bakkt」は依然として規制当局の承認が得られるのを待っています。先日米証券取引委員会(SEC)は、Cboe BZX Exchange(シカゴオプション取引所)が提出していたビットコインETF「SolidX Bitcoin Shares」上場の規則改正案の提案が2019年1月22日に撤回されたことを発表しています。
米国では現在、政府機関の一部が閉鎖状態となっているため、ビットコインETFや先物取引の承認にも影響が出る可能性があると言われています。実際に「Bakkt」の先物取引が承認を得れるかどうかに関しては今のところはっきりしていないものの、サービス開始のための準備は確実に整ってきていると言えるでしょう。
「Bakkt」が公開した先物取引の詳細情報や求人の内容は以下のリンクから確認することができます。
>「Bakkt BTC(USD)Daily Future」の詳細情報はこちら
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2019年1月25日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格
ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格には、今のところ大きな変化は見られていませんが、2019年1月24日以降はわずかに上昇しており、記事執筆時点では「1BTC=396,505円」で取引されています。