【F1業界初】RedBull HONDA:仮想通貨「FuturoCoin」とスポンサー契約
ホンダ(HONDA)製のF1パワーユニットを搭載しているRedBull(レッドブル)のレーシングチーム「Aston Martin Red Bull Racing(アストンマーチン・レッドブル・レーシング)」は、フトゥーロコイン(Futurocoin/FTO)とのスポンサー契約を結んだことを2019年2月5日に発表しました。F1業界に仮想通貨企業が進出するのは今回が初であると伝えられています。
こちらから読む:大手メーカーはブロックチェーン活用を進める「自動車」関連ニュース
仮想通貨「Futurocoin」と複数年間のスポンサー契約
Aston Martin Red Bull Racing(アストンマーチン・レッドブル・レーシング)は、2019年2月5日に仮想通貨「フトゥーロコイン(Futurocoin/FTO)」と複数年間のスポンサー契約を結んだことを発表しました。Futurocoinのブランドは2019年のF1マシン「RB15」やチームのトランスポーター、ドライバーのスーツなどに掲載されます。
Futurocoinは、仮想通貨ダッシュ(DASH)と同じコードに基づいており、約4秒で取引を完了し、安い手数料を実現していると伝えられています。また「FuturoCoin」はゲームでも獲得できるようになっており「Coin of mine」というアプリもリリースされています。
レッドブル・レーシングのチーム代表であるChristian Horner(クリスチャン・ホーナー)氏は「ブロックチェーン技術や仮想通貨は技術開発の最先端をリードしている」と語り、FuturoCoinとのパートナーシップについて次のように語っています。
近年、ブロックチェーン技術と暗号通貨の台頭は非常に目覚しいものになっています。FuturoCoinとのパートナーシップを通じて、それらの技術を受け入れた最初のF1チームになれることを非常に嬉しく思います。
セキュアなデジタル通貨は技術開発の最先端をリードしています。私たちはその革新的な活動の一役を担う事を本当に楽しみにしています。
FuturoCoinの共同創設者であるRoman Ziemian(ローマン・ツェミアン)氏は「スピードやテクノロジー、時代の先駆者という点で仮想通貨とF1は非常によく似ている」と語っています。
暗号通貨とフォーミュラ1はスピード、テクノロジー、時代の先駆者という意味で非常によく似ています。私はモータースポーツの大ファンであり、F1は常に私を魅了してきました。今回のスポンサーシップは当社の新しい章の幕開けであり、FuturoCoinの認知度を高めるための国際的な基盤となるでしょう。
FuturoCoinのCEOであるPaulinaWoźniak(パウリナ・ウォズニアック)氏は「世界で初めてF1業界に参入した仮想通貨になれることを非常に嬉しく思う」と述べています。
FuturoCoinが「世界初のF1カーに掲載される暗号通貨」になることをとても誇りに思います。世界中で認知されている有名なブランドであるアストンマーティン・レッドブル・レーシングと共に働けることを楽しみにしています。
モータースポーツ業界では、仮想通貨プロジェクトとのスポンサー契約が徐々に増えてきています。日本のレーシングチームである「CARGUY」は、カルダノエイダコイン(Cardano/ADA)の協賛によって作られたレーシングマシン「CARGUY ADA NSX GT3」にADAのシンボルマークを掲げてサーキットを走っています。
2019年2月6日|フトゥーロコイン(FuturoCoin/FTO)の価格
フトゥーロコイン(FuturoCoin/FTO)の価格は、昨年末頃から600円前後での推移を続けており、2019年2月6日時点では「1FTO=527.18円」で取引されています。最近の最高値は2018年12月24日に記録した817円となっています。