賃貸契約の「ブロックチェーン管理」を義務化|マルタ共和国で法律改正案が成立

by BITTIMES   

ブロックチェーンや仮想通貨に寛容な国として知られるマルタ共和国のJoseph Muscat(ジェセフ・マスカット)首相は、同国のすべての賃貸契約をブロックチェーンに登録すること義務付けると発表しました。

こちらから読む:ドバイ国土庁もブロックチェーン活用「不動産」関連ニュース

マルタ共和国のJoseph Muscat(ジェセフ・マスカット)首相は、「ONE Radio」とのインタビューの中で「マルタのすべての賃貸契約はブロックチェーン上に登録される」と発表しました。同氏は長期間に渡る協議の末に、改革された賃貸法が内閣によって承認されたと述べています。

マスカット首相によると、この取り組みによってセキュリティが確保され、記録されたデータの改ざんを防ぐことができ、許可された人だけがデータにアクセスできるようになるとされています。

私たちは今、人々が日常生活で使用するものにブロックチェーンを活用することによって、この技術がもたらす付加価値を示しています。これらの契約は改ざんすることができず、許可された人のみがアクセスすることができます。これは、デジタルへの変換が彼らの生活にどのような影響を与えるかを示しています。

「ブロックチェーンアイランド」とも呼ばれるマルタ共和国は、大手仮想通貨取引所BINANCE(バイナンス)が拠点を構えていることでも知られており、以前から積極的にブロックチェーン技術を取り入れています。

不動産に関連する事業でブロックチェーン技術を取り入れる動きはすでにその他の国などでも進められているため、マルタでも同様に良い結果が得られると期待されます。ブロックチェーン・仮想通貨業界の最先端を突き進むマルタ共和国の取り組みには今後も注目です。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

Bybit(バイビット)トレーダー向け「戦略アラート機能」追加|価格変化をリアルタイム確認

Bybit(バイビット)トレーダー向け「戦略アラート機能」追加|価格変化をリアルタイム確認

CryptoGames「Vtuber × NFT事業」に参入|大手事務所との連携発表へ

CryptoGames「Vtuber × NFT事業」に参入|大手事務所との連携発表へ

PundiX(NPXS)2020年Q4〜2021年Q2のロードマップ「日本語版」を公開

PundiX(NPXS)2020年Q4〜2021年Q2のロードマップ「日本語版」を公開

Cardano関連ウォレット「Yoroi」ERGトークンのサポート終了へ

Cardano関連ウォレット「Yoroi」ERGトークンのサポート終了へ

複数の暗号資産送金を迅速かつ低コストに「BitPay Send」提供開始:決済大手BitPay

複数の暗号資産送金を迅速かつ低コストに「BitPay Send」提供開始:決済大手BitPay

Cardano創設者が語る「2020年代に起きること」仮想通貨革命は序章に過ぎない

Cardano創設者が語る「2020年代に起きること」仮想通貨革命は序章に過ぎない

注目度の高い仮想通貨ニュース

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

仮想通貨を保有するだけで増える「ステーキング対応のおすすめ取引所」税金に関する注意点も

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利最大9%】ソラナ(SOL)をステーキングで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

【年利40%以上】フレア(Flare/FLR)をラップ&デリゲートで増やす方法|画像付きで解説

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

シバイヌDEX「ShibaSwap」の使い方|流動性提供の方法などをまとめた解説動画公開

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

各種仮想通貨を「Shibarium基盤BONE」に簡単交換|ガス代補充機能の使い方を解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説

‌NFTマーケットプレイス「Magic Eden」とは?機能や使い方などを解説