株式投資手段として「仮想通貨10銘柄」受け入れ:クラフトビールメーカーBrewDog

by BITTIMES   

仮想通貨を積極的に受けれていることでも知られるスコットランドのクラフトビール醸造所「BrewDog(ブリュードッグ)」は、同社の株式をビットコイン(Bitcoin/BTC)などの仮想通貨で販売しています。暗号資産は新しい投資先として多くの人々から注目を集めていますが、最近では仮想通貨を用いて株式に投資する事例も増えてきています。

こちらから読む:日本政府が"新たな暗号技術"を模索「仮想通貨」関連ニュース

BrewDog(ブリュードッグ)とは

BrewDog-logo

「BrewDog(ブリュードッグ)」は、スコットランド北東部に位置するフレイザーバラで2007年4月にオープンにしたクラフトブルワリーです。「パンクIPA」などといった様々なビールを製造している同社は、世界中の人々から高い支持を得ています。

スコットランド産のモルトを使用して品質にのみ重点を置いた少量生産の地ビールを生産している同社は、クラフト・ビール業界で最も急速に成長した企業の一つとして知られています。

独特なマーケティングを行なっていることでも知られる「BrewDog」は、仮想通貨も積極的に受け入れており、2014年には東京・六本木にもアジア初のオフィシャルバーをオープンさせ、昨年はロンドンで仮想通貨決済に対応したバーもオープンしています。

仮想通貨10銘柄で「株式購入」が可能に

「仮想通貨フレンドリーなビール醸造所」としても注目を集めていた同社は現在、仮想通貨で同社の株式を購入する投資家を募集しており、
ビットコイン(Bitcoin/BTC)
イーサリアム(Ethereum/ETH)
ライトコイン(Litecoin/LTC)
エックスアールピー(XRP/XRP)
ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash/BCH)
ビットコインSV(Bitcoin SV/BSV)
オーガー(Augur/REP)
クオンタム(Qtum/QTUM)
・オミセゴー(OmiseGO/OMG)
・ゼロエックス(0x/ZRX)
の10銘柄を受け入れています。

各株式は25ポンド(約3,400円)となっているため、記事執筆時点の価格で換算すると「1BTCで352株」を購入できるということになります。また「BrewDog」のウェブサイトによると、同社は今回の機会を祝して「Cryptonite」と呼ばれる新しいビールを製造しているとも説明されています。

同社の株主には、
・すべてのBrewDogバーで最大10%の生涯割引
・同社オンラインショップで最大20%の生涯割引
・毎年、無料のバースデービールをプレゼント
・10名以上のテーブルを予約する際に10%割引
・毎年恒例の#PunkAGMへの招待状
などを含めた様々な特典も用意されています。

株式投資が「暗号資産」でできる時代に

仮想通貨は現在「新しい投資先」として世界中で注目を集めていますが、最近では仮想通貨を用いて株式投資を行うケースも増えてきています。

「BrewDog」は投資家からの直接的な投資を受け入れていますが、仮想通貨ウォレットアプリを提供している「Abra(アブラ)」は、サービスの一貫として仮想通貨で世界の有名な大手企業の株式に少額投資することができるサービスを提供しています。

伝統的な株式市場との繋がりが構築されることによって、両者の市場がより活発になると期待されているため、今後もこのようなケースは増えてくることになると予想されます。

世界に先立って仮想通貨での投資を受け入れた「BrewDog」が今後どのようなサービスを提供していくかにも注目です。
>>「BrewDog」の公式サイトはこちら

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