
Amazonなどで使えるビットコイン決済アプリ「FOLD」Lightning Networkに対応
Amazon(アマゾン)、Starbucks(スターバックス)、Uber(ウーバー)などで仮想通貨を使用することができるサービスを提供している米国企業「Fold(フォールド)」は、2019年7月10日に同社の仮想通貨決済アプリが「Lightning Network(ライトニングネットワーク)」に対応したことを発表しました。
こちらから読む:仮想通貨が使える"旅行アプリ"公開「ビットコイン決済」関連ニュース
BTC決済アプリ「FOLD(フォールド)」
Fold(フォールド)は、仮想通貨ビットコイン(BTC)を使用して世界的に有名な複数の店舗で支払いを行うことができるサービスを提供している企業です。ジョージア州アトランタに本社を構える同社は米国を中心にサービスを提供しており、支払う店舗によっては「オーストラリア、カナダ、アイルランド、メキシコ、イギリス」などでも利用することができます。
支払いを行うことができる店舗としては、
・Amazon(アマゾン)
・Starbucks(スターバックス)
・Uber(ウーバー)
・Whole Foods(ホールフーズ・マーケット)
・Dunkin’ Donuts(ダンキンドーナツ)
・Home Depot(ホーム・デポ)
・Southwest Airlines(サウスウエスト航空)
・Target(ターゲット)
・AMC
・REI
などが挙げられており、ライトニング決済が導入されたことによって"素早く手数料ほぼゼロ"でビットコインを用いた少額決済を行うことができると説明されています。
アプリ利用者はビットコインで支払いを行いますが、支払いは店舗側が指定している通貨に変換された上で行われます。これによって仮想通貨決済を導入する際に懸念されている「ボラティリティの問題」を解決することができます。
ビットコインを使って「匿名で気軽に支払いを」
Foldのアプリは、ライトニング・ネットワークを採用して支払いを効率化するだけでなく、より多くのユーザーが匿名で気軽に支払いを行うことができるサービスを提供するとも伝えられています。
このサービスでは、アカウント登録をする必要がなく、本人確認(KYC)プロセスも必要ないため、ビットコインを保有していれば気軽に支払いを行うことができます。同社はこのようなビットコイン決済サービスを提供している理由を次のように説明しています。
私たちは「ビットコインがプライバシーを保護でき、検閲にも抵抗できる、グローバルなより良い支払い手段になる」と信じています。当社はビットコインがより使いやすい、価値のある、クレジットカードのような存在として広く受けられるようにするための製品を開発しています。
さらに同社はライトニング決済以外にも以下のような機能を追加しているとも発表しています。
・利用できる小売店のリストを拡大
・パートナーウォレットやエコシステムとの統合
・Foldを使用することで報酬がもらえる機能
・Satoshiを稼ぐための新しい方法
同社のサービスは日本の店舗では利用することができないものの、海外の店舗でビットコインが気軽に利用できるようになっていけば、ビットコインは決済手段としても広く利用されていくことになると期待されます。
ビットコイン決済に関する記事はこちら
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