2022年「スタバでビットコイン決済」は常識に|ドルを使えば笑われる:Tim Draper

by BITTIMES   

ビットコイン(Bitcoin/BTC)に対して特に強気な姿勢を維持している代表的人物の一人であるTim Draper(ティム・ドレイパー)氏は、現在も変わらず"BTCのさらなる高値更新"を確信しています。今後数年間で仮想通貨の一般普及が進むと予想している同氏は「2022年にはスターバックスでも"ビットコイン決済"が当たり前になっているはずだ」と語っています。

こちらから読む:金融危機がBTC価格を押し上げる?「ビットコイン」関連ニュース

仮想通貨が米ドルを「時代遅れ」に

Tim Draper(ティム・ドレイパー)氏は、「NBC BAY AREA」とのポッドキャストインタビューで「仮想通貨は米ドルを時代遅れのものにしようとしている」との考えを語りました。

ビットコインなどの仮想通貨が今後数年間で急速に世の中に普及すると考えている同氏は、2022年にはスターバックスでビットコイン決済を行うのは当たり前のことになっているとの考えを語っています。

あなたがコーヒーを買いにスターバックスに行った際にドルで支払いを行おうとするならば、おそらくそこにいる人々はビットコインや仮想通貨を使わないあなたのことを笑うでしょう。それはまるで、お婆さんがペニーで支払いを行うようなものです。

ドレイパー氏は以前から2022年を一つのポイントとして予想を語っており、以前は「ビットコイン価格は2022年までに25万ドル(約2,750万円)に達する」とも語っています。

ビットコインの過去最高値は約220万円であり、その後は約36万円近くまで下落しました。現在ビットコインは45万円前後の壁を突破しようと挑戦を続けていますが、多くのトレーダーや投資家たちはビットコインがこの壁を越えると予想しています。

「1BTC=2,750万円」は可能か?

現在のビットコインが40万円前後で取引されていることを踏まえて考えると「今後3〜4年で40万円から2,750万円になる」というのは馬鹿げているように感じられますが、ビットコインの過去の値動きを遡ってみると、このような予想が"非現実的"なものではないことがわかります。

2013年の価格高騰では1月時点で1,000円前後だった価格が年末には約12万円にまで上昇しており、2017年の価格高騰では1月時点で10万円前後だった価格が年末には約220万円にまで上昇しました。また、ビットコイン市場ではこの他にも複数回に渡る「中規模な価格の上昇・下落」が見られており、これら全てを含めてビットコイン価格は現在も上昇を続けています。

ビットコインが数千円で取引されていた頃からビットコインを保有していた人の多くは、2013年に12万円近くまで価格が上昇した時点で「異常である」と感じたことでしょう。しかし、その後もビットコインは大幅な価格変動を繰り返しながら上昇し続けており、今や「36万円が底値だ」とも言われています。

1,000円から100,000円に上昇し、10万円から220万円に上昇した過去の歴史から考えると、「40万円から2,750万円に上昇する」という予想はそれほど不思議なものでもないように感じられます。

ビットコインは「インターネット」よりも破壊的

ドレイパー氏は「ビットコインはインターネットよりもさらに破壊的な影響をもたらすテクノロジーになる」と確信しており、今後の発展が進むにつれて、少なくとも全世界の資金の3分の2がビットコインに送られることになると考えています。

過去の発言の中でも「仮想通貨ブロックチェーン技術は既存の金融システムだけでなく、政府業務を含めた様々な産業を激変させる」と語ってきたドレイパー氏は、「インターネット」は情報・通信・娯楽といった様々な分野で混乱を巻き起こしたものの、「ビットコイン」は最も重要な部分である"財政"を混乱させると説明しており、仮想通貨の誕生は世界の歴史の中で最大の変化になると語っています。

スターバックスは昨年の時点で「"ビットコインそのもの"を支払い手段として受け入れる予定はない」ということを正式に発表していますが、最近では「スターバックスはビットコインを"ドル"に変換して支払えるサービスの導入に向けた取り組みを行なっている」とも報じられています。

4年後にビットコインが2,750万円で取引されているところを想像するのは難しいですが、Lightning Network(ライトニングネットワーク)の普及などによってビットコインの利便性は高まってきており、これまでの動きと同様に再びビットコインが高値を更新するという見方も強まってきているため、ドレイパー氏が予想する未来が現実になる可能性もあると考えられます。

2019年3月10日|ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格

Bitcoin (BTC)
12,212,574 JPY (8.40%)
82,747.18 USD
RANK

1
MARKET CAP

¥242.41 T JPY
VOLUME

¥12.50 T JPY

ビットコイン(Bitcoin/BTC)の価格は、先月25日に415,000円近くまで下落しましたが、その後はやや回復しており、2019年3月10日時点では「1BTC=439,527円」で取引されています。

2019年2月8日〜2019年3月10日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)2019年2月8日〜2019年3月10日 BTCのチャート(引用:coingecko.com)

仮想通貨ニュース|新着

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携NEW

マスターカード、1.5億以上の加盟店で「ビットコイン決済」が可能に|クラーケンと提携

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表NEW

プライバシー重視のカルダノサイドチェーン「Midnight」8つのウォレットパートナー発表

トランプ氏関与プロジェクトWLFI、ステーブルコイン「USD1」エアドロップを提案

トランプ氏関与プロジェクトWLFI、ステーブルコイン「USD1」エアドロップを提案

韓国、年金基金の取引管理にブロックチェーン導入を検討=報道

韓国、年金基金の取引管理にブロックチェーン導入を検討=報道

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

ビットコイン、関税の嵐を乗り切る「安全資産」としての可能性|バイナンスレポートまとめ

BINANCE、決済大手「Worldpay」と提携|Apple Pay・Google Payで仮想通貨購入可能に

BINANCE、決済大手「Worldpay」と提携|Apple Pay・Google Payで仮想通貨購入可能に

仮想通貨入門 - 基礎知識

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨がもらえるエアドロップとは?参加方法・注意点・税金などについて解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨HYPE(Hyperliquid)とは?基本情報・特徴・購入方法などを解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

仮想通貨DEX「Hyperliquid(ハイパーリキッド)」の特徴や使い方を徹底解説

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ基盤の代表的なDeFiプロジェクトを紹介|特徴・運用方法・注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(SOL)基盤の代表的なDAppsを紹介|使い方や注意点も

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

ソラナ(Solana/SOL)系ミームコインとは?代表銘柄トップ5もあわせて紹介

市場分析・価格予想

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

仮想通貨市場も急落「米国関税の90日間停止」を要求|パースカント社CEOビル・アックマン氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

「金とビットコインが新たな準備資産に」米国債と株式の時代は終焉へ|アーサー・ヘイズ氏

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

ビットコイン価格8万ドル割れ、ブラックマンデー再来で上昇予測も

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

「ビットコインはヘッジとして機能」ウォール街が暴落する中でBTCが支持を得る

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか

トランプ関税ショックでビットコイン価格急落|仮想通貨市場は回復するのか

「ビットコイン時価総額は500兆ドルに」金や不動産が価値を失う|セイラー氏予測

「ビットコイン時価総額は500兆ドルに」金や不動産が価値を失う|セイラー氏予測