
大麻業界の「調査コミュニティ構築」にブロックチェーン活用|Broccoli×Measure Protocol
ブロックチェーンベースのデータ市場を提供している「Measure Protocol」は、2019年11月13日に大麻関連の調査報酬アプリである「Broccoli」と提携して、大麻ユーザー向けのオンライン調査コミュニティを構築すると発表しました。
こちらから読む:ウォルマート・カナダが技術活用「ブロックチェーン」関連ニュース
信頼できる「大麻情報コミュニティ」を構築
「Measure Protocol」と「Broccoli」は、新しく立ち上げる「大麻ユーザー向けのオンライン調査コミュニティ」を通じて調査を行い、データを収集して大麻業界に特化したレポートを作成します。両社はこのコミュニティを作成することによって、偽りのない正確な情報収集して一般に公開し、大麻の利点について議論できる環境を構築しようとしています。
ユーザーは「Broccoli」の公式サイトから専用アプリをダウンロードすることによってコミュニティに参加することができ、報酬を獲得しながら調査・研究・試験に参加することができるとのことです。
「Broccoli」のアプリを開発した「Audacia Bioscience」の共同設立者であるPhillip Olla(フィリップ・オラ)氏は『ブロックチェーン技術を取り入れることによって、大麻の使用に関するデータを透明かつ信頼できる方法で収集できるようになり、大麻を主流のものにするのに役立てることができる』と語っています。
「Audacia Bioscience」は、大麻業界向けの厳格な臨床試験、最先端のAI、クラウドソーシングによる文化的マッピングを実施しています。同社は消費者・医療専門家・生産者・販売業者からのすべての大麻利害関係者にサービスを提供し、この新しいコミュニティを活用して調査・研究・試験への人々の参加を促すとされています。
大麻の使用は日本では禁止されているものの、海外では合法化の動きが進んできているため、大麻関連の仮想通貨・ブロックチェーンプロジェクトは増加してきています。これまでは「大麻の追跡」などの分野でブロッックチェーン技術が活用されていましたが、データ収集・管理に技術を活用する事例はあまり見られていないため、両社の取り組みには注目が集まります。
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