
IOTA財団:モビリティの未来を変える多機能コンセプトカー「EDAG CityBot」を紹介
アイオータ財団(IOTA Foundation)は、2019年11月29日のブログ記事でドイツのエンジニアリング企業「EDAG」と共同開発している多機能コンセプトカー「EDAG CityBot」について紹介しました。IOTAの技術を活用しているこの自律型車両は、様々な目的で活用することができる次世代型の自動車となっています。
こちらから読む:自販機にID認証システムを統合「IOTA/MIOTA」関連ニュース
タクシー・清掃・販売・配達などを行う「自律型車両」
IOTA財団がEDAG社と共に開発を進めている「EDAG CityBot」は、24時間365日休むことなく都市部を移動して、人や物を運んだり、街の清掃を行ったり、人々の手助けをしたりと様々な作業を行う自律型車両です。このコンセプトカーでは、データ通信や支払いなどの面でアイオータ(IOTA/MIOTA)の分散型台帳技術が活用されています。
この自律型車両は環境に優しい燃料電池で動くように設計されているだけでなく、目的に応じて「グループタクシー・清掃車両・配達車両・VIP車両・商品販売車両」などといった様々な形態に変化させて使用することができると伝えられています。IOTA財団は「この車両は終日使用することができるため、駐車スペースの削減にもつながる」と説明しています。
「EDAG CityBot」は、人間が運転して作業を行うわけではなく、車両それぞれが独自に物事を判断して、車両間で情報通信を行いながら行動をとるように設計されているため、機械間での通信処理や取引を自動化することなどを得意とするIOTAの技術は「EDAG CityBot」に最適なテクノロジーであるといえます。
IOTAの技術が「新たなビジネスモデル」を可能に
IOTA財団は今回の発表の中で、IOTAの具体的な使用用途として以下の5つを挙げており「このようなIOTAの技術がCityBot所有者向けの新しいビジネスモデルを可能にする」と説明しています。
・「機械間」および「機械とインフラ間」の支払い
・安全なデータ通信
・シームレスなID管理
・「IOTA Data Marketplace」などの透明性の高いデータマーケットプレイス
・IOTA対応の業界取引市場およびデータの取引市場
IOTAの技術はすでに自動車業界で広く活用されており、Volkswagen(フォルクスワーゲン)やJaguar Land Rover(ジャガーランドローバー)などの大手自動車メーカーもIOTAの技術を活用していることを発表しています。
自動車業界では自動運転車両などの開発が進められていますが、IOTAの技術はこのような自律型車両にも様々なメリットをもたらすことができるため、今後もIOTAの技術は自動車関連のプロジェクトで積極的に活用されていくことになると予想されます。
(参照元:IOTA財団公式ブログ)
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2019年12月2日|アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格
アイオータ(IOTA/MIOTA)の価格は、先月22日に21円付近まで下落して以降は横ばいの状態が続いており、2019年12月2日時点では「1MIOTA=22.46円」で取引されています。
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