
【ETH簡単送金】MyEtherWallet:ブロックチェーンドメイン「.crypto」に対応
イーサリアム(Ethereum/ETH)関連の仮想通貨を保管することができる人気のウォレット「マイイーサウォレット(MyEtherWallet/MEW)」は、2020年1月23日に「Unstoppable Domains」が提供している".crypto"形式のドメインをサポートすることを発表しました。
こちらから読む:2019年DApps市場レポート公開「イーサリアム」関連ニュース
複雑なウォレットアドレスを簡略化
マイイーサウォレット(MyEtherWallet/MEW)が新たにサポートした「.crypto」というドメインは、インターネットの通信規格「http」の代替として期待されている「IPFS」を採用した"ブロックチェーン・ドメイン"の構築を手がけているソフトウェア会社「Unstoppable Domains(アンストッパブル・ドメインズ)」が提供しているブロックチェーンドメインであり、これまで複雑だったETHのウォレットアドレスを簡略化することができるとして注目されています。
通常イーサリアムのウォレットアドレスは「42文字の英数字」で構成されているため、ETHを送受信する場合にはこの複雑なアドレスを確認する必要がありましたが、「Unstoppable Domains」のブロックチェーンドメインを使用すれば「〜.crypto(例:bittimes.cryptoなど)」といったように"人間が読み取れるアドレス"を使用してETHやERC20トークンを送受信することができます。
「.crypto」は仮想通貨ウォレットとして使用されることを想定したドメインとなっているため、自分のドメインを購入したユーザーは任意のウォレットアドレスを自分のドメインに接続することによって「自分のドメイン」と「ウォレットアドレス」を紐づけることができます。
ETH関連の仮想通貨を「.crypto」宛てに送金する場合には、入力されたドメインに登録されたアドレスが自動検索された上で対象ウォレットに送金される仕組みとなっているため、相手にアドレスを伝える作業が非常に簡単になります。
仮想通貨大量採用に向けた重要なステップ
「Unstoppable Domains」CEOであるMatthew Gould氏は「ブロックチェーンドメインの実用化はより多くの人々が仮想通貨を利用できるようにするための重要なステップだ」と語っています。
ブロックチェーンドメインは仮想通貨ユーザーの支払い体験を向上させます。MEWとのコラボレーションによって、ユーザーは「複雑な仮想通貨アドレス」を「人間が読める名前」に置き換えることができます。これは今後10億人の人々が仮想通貨業界に参加できるようにするための重要なステップです。
「MyEtherWallet」のような主流のウォレットで「.crypto」のドメインがサポートされることによって、ETHの送受信がより簡単になり、送金ミスなどの問題が削減されることになると期待されます。
>>「MyEtherWallet」の公式発表はこちら
>>「Unstoppable Domains」の公式サイトはこちら
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