Starbucks:仮想通貨決済オプション「Bakkt Cash」を追加
Bakkt(バックト)のAdam White(アダム・ホワイト)社長は、2020年3月16日にStarbucks(スターバックス)のアプリに仮想通貨決済オプション機能である「Bakkt Cash(バックト・キャッシュ)」が追加されたことを発表しました。
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仮想通貨決済オプション「Bakkt Cash」を統合
Bakkt(バックト)のAdam White(アダム・ホワイト)社長は2020年3月16日のツイートで、Starbucks(スターバックス)の消費者向けアプリに仮想通貨決済オプション機能である「Bakkt Cash(バックト・キャッシュ)」が追加されたことを発表しました。
(画像:Adam White氏Twitter)
この機能は現在"テスト版"として提供されているため、一部のユーザーのみが利用できると伝えられています。Bakktの決済サービスが小売店に直接統合されるのは今回が初であり、同サービスを統合することによって店舗側は決済コストを削減することができると期待されています。
Bakktはこれまでビットコイン(BTC)の先物取引などで注目されていましたが、昨年頃からは「決済機能を備えた消費者向けのデジタル資産管理アプリ」の開発にも力を入れており、昨年10月には消費者向けの仮想通貨決済アプリと商業用ポータルを2020年上半期に公開する計画を発表していました。
同社が現在開発を進めている消費者向けアプリは、仮想通貨や仮想商品などを管理することができるPayPal(ペイパル)のような"フィンテックアプリ"になることが明かされており、仮想通貨だけでなく「ロイヤルティ報酬ポイント・デジタル証券・ゲーム内資産」などといった様々な資産を管理することができるようになると伝えられています。
なお、Bakktのアプリは2020年夏にリリースされる予定であることが明らかにされており、現在は公式サイトで詳細情報も公開されています。(アプリの公式サイトは記事最後に記載)
Bakkt「3億ドルの資金調達」も完了
Bakktは、2020年3月16日に中期段階の資金調達ラウンドで3億ドル(約318億円)の資金調達に成功したことも発表しています。今回の投資ラウンドには、
・Intercontinental Exchange(ICE)
・M12(旧:Microsoft Ventures)
・PayU
・Boston Consulting Group
・Goldfinch Partners
・CMT Digital
・Pantera Capital
などの大手企業が参加したと報告されています。
Bakktは今回の発表の中で、新たな資金調達やロイヤルティプログラムサービス企業「Bridge2 Solutions」の買収によって、Bakktのチームが350人に増加したと報告しており「TOP10の金融機関に属する7社のロイヤルティプログラム」と「4,500を超えるロイヤルティおよびインセンティブプログラム」をサポートしていると説明しています。
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