Google Payが「コインベースカード」に対応|仮想通貨決済が利用可能に
仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は2020年3月17日に、同社が発行している仮想通貨決済に対応したVisaデビットカード「Coinbase Card」が「Google Pay(グーグルペイ)」のサービスに追加できるようになったことを発表しました。
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Coinbaseの仮想通貨残高で「モバイル決済」
Coinbase(コインベース)が提供している「Coinbase Card」は仮想通貨決済に対応したVisaデビットカードであり、このカードを利用するユーザーは自分のコインベースアカウントに保管されている以下のような仮想通貨を使用して支払いを行うことができるようになっています。
・ビットコイン(Bitcoin/BTC)
・イーサリアム(Ethereum/ETH)
・ライトコイン(Litecoin/LTC)
・エックスアールピー(XRP/XRP)
・ビットコインキャッシュ(BitcoinCash/BCH)
・ステラルーメン(StellarLumens/XLM)
・ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)
・オーガー(Augur/REP)
・ゼロエックス(0x/ZRX)
・ダイ(Dai/DAI)
今回の発表では、この「Coinbase Card」がGoogle(グーグル)が提供しているデジタルウォレット・決済システム「Google Pay(グーグルペイ)」に直接追加できるようになったことが発表されています。コインベースは『今回の対応によってコインベースは仮想通貨残高でモバイル決済をできるようにした最初の企業になった』と説明しています。
Google Payに「Coinbase Card」を追加したユーザーは、スマートフォン・スマートウォッチ・その他Google Pay対応デバイスを使用して高速かつ安全な支払いを行うことができるようになります。
欧州14カ国から提供開始|その他地域にも拡大予定
現時点でこのサービスを利用できるのは以下の14カ国となっているものの、2020年後半にはその他ヨーロッパ諸国でも提供される予定だとされています。
・イギリス
・アイルランド
・ベルギー
・フィンランド
・フランス
・イタリア
・スペイン
・ポーランド
・スウェーデン
・スロバキア
・クロアチア
・チェコ共和国
・デンマーク
・ノルウェー
Google Payは世界中で非常に多くのユーザーに利用されている決済サービスであるため、「Coinbase Card」が追加できるようになったことによって仮想通貨決済の普及促進につながると期待されます。