独自通貨で「感染予防対策」を推進|アクトコインが新カテゴリー追加
社会貢献活動を行っている人々に独自トークンを付与するサービスを提供している「actcoin(アクトコイン)」は、新型コロナウイルス感染症対策を提言する「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」と提携を結び、日本国民全員が参加できるデイリーアクション機能に"感染予防"のカテゴリーを追加したことを発表しました。
こちらから読む:日本国内で仮想通貨"BAT"が取引可能に「国内ニュース」
デイリーアクション機能に「感染予防カテゴリー」追加
actcoin(アクトコイン)は、人々の社会貢献活動を可視化する無料オンラインサービスであり、社会問題・環境問題の解決に繋がる行動を行い、報告したユーザーに対して独自トークンである「actcoin」を付与しています。アクトコインは2020年2月に、日々の社会貢献活動に対して報酬を付与する"デイリーアクション機能"の提供を開始していましたが、今回の発表ではこの機能に"感染予防"のカテゴリーが追加されたことが発表されています。
これは新型コロナウイルス感染症対策を提言する「一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会」との提携による新機能であり、同協議会から提供を受けたSTOP感染症「感染拡散期 新生活習慣 基本編」を普及・啓蒙することで、国民全体で感染症の予防・対策の意識向上のための具体的なアクションツールとしてアクトコインを推奨・推進していくと説明されています。
新しく追加された"感染予防"のカテゴリーには以下のようなチェック項目が用意されているため、actcoinユーザーはこれらの項目に該当する行動を行い、そのことを報告することによって、アクトコインを受け取ることができます。
・手洗い、手消毒をこまめに実行した
・咳やくしゃみをするときはマスク、袖で口を抑えるなど咳エチケットをきちんと守った
・人が集まり、換気の悪いところには行かなかった
・歯磨き、口腔ケアを実施した
・免疫力を上げる食べ物の摂取を心がけた
・多くの時とが手で触る場所は、なるべく直接手で触らないように心がけた
・風邪の症状がある時はなるべく人込みや近くでの人との接触を自粛した
・新型コロナウィルスの感染が疑わしい時はすぐに病院には行かず、まずは指定の相談窓口に電話した
2019年1月にサービスを開始した「アクトコイン」は、今年2月に「フードロス・海ゴミ・CO2・循環生活」という4つのカテゴリーで"デイリーアクション機能"の提供を開始、2020年3月19日時点でのユーザー数は5,281人に到達したと報告されています。
将来的には獲得したアクトコインを商品と交換したり、寄付などに利用したりすることもできるようになる予定となっているため、新型コロナウイルス対策で感染予防のための取り組みを行っている方は「actcoin」のサービスをあわせて利用してみるのも良いでしょう。