Brave Software:広告契約の取引所「NYIAX(ナイアックス)」と提携

by BITTIMES   

暗号資産やブロックチェーン技術を取り入れた次世代型ブラウザ「Brave(ブレイブ)」を提供する「Brave Software」は、2020年7月9日に広告契約のマッチングエンジンを提供する「NYIAX(ナイアックス)」と提携したことを発表しました。今回の提携によって、Braveブラウザの広告枠が「NYIAX」のプラットフォームで取引できるようになりました。

NYIAX(ナイアックス)とは?

NYIAX-logo

ナイアックス(NYIAX/The New York Interactive Advertising Exchange)は、米国の大手証券取引所「Nasdaq(ナスダック)」の技術を活用した広告契約に特化したブロックチェーン基盤の取引所であり、出版社・広告主・メディアバイヤーなどが将来利用される広告枠を売買するための取引市場を提供しています。

同社は「広告枠を提供するコンテンツクリエイター」と「広告を掲載したい広告主」をマッチングさせることによって、広告主に広告を消費者へと届ける機会を提供し、コンテンツクリエイターには広告掲載による安定した収益を提供しています。

「Brave Software」と「NYIAX」が提携したことによって、Braveブラウザ上で提供されている「Brave Ads」の広告枠を、NYIAXのプラットフォーム上で取引することができるようになりました。

広告掲載予約も「追加料金無し」で

Brave(ブレイブ)は、暗号資産やブロックチェーン技術を取り入れた次世代型ブラウザとして世界的に注目されているプライバシー重視の分散型ブラウザであり、現在は急速にユーザー数を増やしています。また、Braveブラウザには広告表示を許可したユーザーに対して独自の仮想通貨「ベーシック・アテンション・トークン(Basic Attention Token/BAT)」で報酬を支払う仕組みも搭載されているため、ブラウザ利用者にも魅力的なブラウザとなっています。

「NYIAX」の取引所を使用する広告主は前払いで広告枠を購入することができるため、『家電企業がホリデーシーズン中にBraveの広告効果を試してみたい場合には、そのための広告枠を追加料金なしで予約しておくこともできる』と説明されています。

Braveブラウザの「Brave Ads」キャンペーンは2020年7月9日時点で世界183ヵ国に展開されており、広告クリック率(CTR)は90日間の平均で「9%」と業界平均の2%よりも遥かに高い数値になっていると報告されています(特定のブランドでは最大15%のクリック率)。

また、これまでに広告が閲覧された件数は10億件を超えているとも報告されており、2019年10月の広告閲覧数である9,700万件から930%増加しているとされているため、Braveブラウザは広告を掲載したい企業にとって魅力的なブラウザであると考えられます。

>>「Brave」の公式発表はこちら

2020年7月11日|Basic Attention Token(BAT)の価格

Basic Attention Token(BAT)の価格は今年3月に11円台まで下落したものの、その後は2倍以上にまで回復しており、2020年7月11日時点では「1BAT=27.49円」で取引されています。

2020年1月14日〜2020年7月11日 BATのチャート(画像:coingecko.com)2020年1月14日〜2020年7月11日 BATのチャート(画像:coingecko.com)

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

関連のある仮想通貨ニュース

仮想通貨格付け「史上初の最高評価」価格上昇率は160%超え:Weiss Ratings

仮想通貨格付け「史上初の最高評価」価格上昇率は160%超え:Weiss Ratings

ビットコイン価格上昇を予測した著名トレーダー「ショートポジション」に移行

ビットコイン価格上昇を予測した著名トレーダー「ショートポジション」に移行

エルサルバドル政府「ビットコイン」を追加購入|過去最多の420BTC

エルサルバドル政府「ビットコイン」を追加購入|過去最多の420BTC

仮想通貨決済対応の旅行予約サイト「Travala.com」Agoda(アゴダ)と提携

仮想通貨決済対応の旅行予約サイト「Travala.com」Agoda(アゴダ)と提携

ビットコイン「価格上昇に一連の規則性」歴史が繰り返す5段階の動き

ビットコイン「価格上昇に一連の規則性」歴史が繰り返す5段階の動き

$SHEB(SHEboshis)Web3求人サービス「LaborX」が決済手段として採用

$SHEB(SHEboshis)Web3求人サービス「LaborX」が決済手段として採用

注目度の高い仮想通貨ニュース

シバイヌL2「Shibarium」大規模なUIアップデートを実施|ユーザー体験・スピード向上に向けて

シバイヌL2「Shibarium」大規模なUIアップデートを実施|ユーザー体験・スピード向上に向けて

カルダノウォレット「Eternl v1.12.0」リリース|詐欺警告機能などを搭載

カルダノウォレット「Eternl v1.12.0」リリース|詐欺警告機能などを搭載

エドワード・スノーデン氏「ビットコイン急落」を一蹴|BTCはすでに底打ち状態?

エドワード・スノーデン氏「ビットコイン急落」を一蹴|BTCはすでに底打ち状態?

ビットポイント:BTC半減期記念「口座開設キャンペーン」開始

ビットポイント:BTC半減期記念「口座開設キャンペーン」開始

OKCoinJapan:アプトス(APT)のステーキングサービス提供へ「年率88.88%のFlash Deal」も開催

OKCoinJapan:アプトス(APT)のステーキングサービス提供へ「年率88.88%のFlash Deal」も開催

シバイヌ(SHIB)「TOKEN2049 DUBAI」のゴールドスポンサーに|多数の著名人が参加

シバイヌ(SHIB)「TOKEN2049 DUBAI」のゴールドスポンサーに|多数の著名人が参加

スクエニ出資のDMTP「トークン上場計画」を発表|プレゼントキャンペーンも開催

スクエニ出資のDMTP「トークン上場計画」を発表|プレゼントキャンペーンも開催

Web3ベースレイヤー『Mystiko.Network』がシード資金調達ラウンド終了|1,800万ドルを調達

Web3ベースレイヤー『Mystiko.Network』がシード資金調達ラウンド終了|1,800万ドルを調達

日本の上場企業メタプラネット「ビットコイン購入計画」を発表|アジア版MicroStrategyの誕生

日本の上場企業メタプラネット「ビットコイン購入計画」を発表|アジア版MicroStrategyの誕生

ビットボット:飛躍の可能性を秘めた注目の次世代仮想通貨?

ビットボット:飛躍の可能性を秘めた注目の次世代仮想通貨?

TikTok関連企業が「Suiブロックチェーン」を採用|BytePlus・Mysten Labsが提携

TikTok関連企業が「Suiブロックチェーン」を採用|BytePlus・Mysten Labsが提携

シバイヌ(SHIB)提携のZAMA:新たな通信プロトコル「HTTPZ」を推進|暗号化時代の到来

シバイヌ(SHIB)提携のZAMA:新たな通信プロトコル「HTTPZ」を推進|暗号化時代の到来

仮想通貨ニュース | 新着記事一覧

仮想通貨まとめ一覧

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

WoofSwapとは?Shibarium基盤トークンを売買できる分散型取引所(DEX)を紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

K9 Finance(KNINE)とは?Shibarium基盤のDeFiプラットフォームを紹介

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Bad Idea AI(BAD)とは?特徴・価格チャート・取扱う暗号資産取引所など

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

Astar(ASTR)の「dApp Staking」でステーキングする方法|画像付きでわかりやすく解説

確定申告はいつからいつまで?知っておきたい「仮想通貨の税金」に関する知識

確定申告はいつからいつまで?知っておきたい「仮想通貨の税金」に関する知識

ASTRも管理できる「Polkadot{.js}」のウォレット作成方法|画像付きでわかりやすく解説

ASTRも管理できる「Polkadot{.js}」のウォレット作成方法|画像付きでわかりやすく解説

人気のタグから探す