バイナンス:オーストラリア向けの暗号資産取引所「Binance Australia」立ち上げ
暗号資産取引所「BINANCE(バイナンス)」は2020年7月28日に、オーストラリア向けの仮想通貨取引プラットフォームである「Binance Australia」を立ち上げたことを発表しました。これにより豪州の人々は豪ドル(AUD)を使用して仮想通貨を取引することができるようになりました。
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豪州向け取引所「Binance Australia」公開
BINANCE(バイナンス)は世界各国の規制に準拠して暗号資産取引サービスを提供するために、必要に応じて「Binance.com」とは別のサービスとして暗号資産取引プラットフォームを立ち上げてきていましたが、2020年7月28日には新たにオーストラリア向けの仮想通貨取引プラットフォームである「Binance Australia(バイナンス・オーストラリア)」を立ち上げたことが発表されました。
公式発表によると「Binance Australia」の利用者は"PayID"を使用して手数料無料で銀行口座から直接豪ドル(AUD)を入金することができると説明されています。また、地元の銀行口座を「Binance Australia」にリンクさせておけば、出金申請をするだけでAUDを引き出すこともできるとされています。
「Binance Australia」は現在、デスクトップとモバイル端末のWEBページから利用することができるとのことで、アプリからの取引は後日利用できるようになるとされています。なお「Binance Australia」では「Binance.com」で提供されている全ての機能を利用することができるとのことです。
BINANCEの創設者兼CEOであるChangpeng Zhao(ジャオ・チャンポン)氏は「Binance Australia」の立ち上げについて次のように語っています。
オーストラリアは前向きな政策をとることによってブロックチェーン・イノベーションの最前線に立ってきました。「Binance Australia」は豪ドルでデジタル通貨を取引するための安全かつ規制に基づいたプラットフォームを提供することによって、オーストラリアの人々がより気軽に暗号資産を利用できるようにし、"世界中でお金の自由を推進する"という私たちの使命を促進することを目指しています。
BINANCEはこれまでにも様々な国や地域で仮想通貨取引プラットフォームを立ち上げており、これまでには「ウガンダ・ジャージー・シンガポール・アメリカ・イギリス・韓国」など地域でも取引プラットフォームを発表しています。