
【Travala.com】Binance Chainで「分散型旅行予約サービス」構築へ
暗号資産(仮想通貨)に対応した旅行予約サービスを提供している「Travala.com(トラバラドットコム)」は2020年8月20日に、自社のオンライン旅行予約サービスを"非中央集権化"することを目的として「Binance Chain(バイナンスチェーン)」と提携したことを発表しました。
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「次世代型のWeb3.0旅行ウェブサイト」構築へ
Travala.com(トラバラドットコム)は世界230カ国にある「220万以上のホテル・宿泊施設」や「600の航空会社」をオンライン上で予約できるサービスを提供している旅行予約プラットフォームであり、クレジットカードやPayPal(ペイパル)などの一般的な支払い方法に加えて、様々な種類の仮想通貨決済にも対応しています。
同社はサービス開始以降、予約可能な宿泊施設や利用可能な仮想通貨の拡大を続けていますが、今回の発表では「非中央集権型の旅行予約サービス」の提供に向けて、大手暗号資産取引所BINANCE(バイナンス)が開発したコミュニティ主導のブロックチェーンソフトウェアシステムである「Binance Chain(バイナンスチェーン)」を活用していくことが報告されています。
Travala.comは自社のサービスと「Binance Chain」を組み合わせることによって「分散型レビュー・分散型宿泊施設予約・分散型紹介システム・トークンを用いた報酬システム」などの機能を搭載した"次世代型のWeb3.0旅行ウェブサイト"を立ち上げる予定だと説明しています。
「仲介者なしの旅行予約サービス」を実現
新しい旅行予約サービスが立ち上げられることによって、サービス利用者は仲介者を介さずに物件の所有者と直接取引を行うことができるようになります。このサービスが実現すると「Travala.com」はユーザー評価・係争の調停・管理の仕組みなどといった旅行予約サービスの提供に必要な技術を提供するのみになるとのことです。
同社は「分散型の宿泊施設予約システム」が実現した後には「非中央集権的なレビューサービス」を開発することに重点を置くことを計画しているとのことで、このレビューサービスでは投稿されたレビューをブロックチェーン上に記録することによって、投稿後にレビューの削除や編集が行えないようにしていると伝えられています。
また「偽レビュー」を防止するために"トークンを用いたインセンティブ"を活用することも計画されており、プラットフォーム上で予約して実際にその場所に訪れたユーザーだけがレビューを投稿できるようにする予定だと報告されています。
「Travala.com」は順調にサービスの拡大を続けており、利用可能な決済手段は記事執筆時点で30種類を超えているため、今回発表されたサービスが正式に開始されれば、同社のサービスは世界中の人々が利用する主流の旅行予約プラットフォームになっていくと期待されます。

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