ビットフライヤー:イーサリアムクラシック(ETC)の「預入れ」一時停止へ
暗号資産取引所「bitFlyer(ビットフライヤー)」は2020年9月14日に、同社が取り扱っている「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)」の預け入れを一時的に停止することを発表しました。
こちらから読む:GMOコイン、"Sparkトークン付与"対応を検討「国内ニュース」
ETC預入れ「9月15日17時から」一時停止に
bitFlyer(ビットフライヤー)は2020年9月15日に、同社が取り扱っている暗号資産「イーサリアムクラシック(Ethereum Classic/ETC)」で"51%攻撃"と呼ばれるシステム攻撃が原因とみられる再編成(リオーグ)が発生していることを受けて、顧客保護のために日本時間2020年9月15日17時00分からETCの預け入れを一時的に停止することを発表しました。
当社では顧客保護の観点から、51% 攻撃と呼ばれるシステム攻撃を端緒とした度重なるリオーグが発生しているイーサリアムクラシック(ETC)について、お預入を明日 9 月 15 日(火)午後 5 時より一時的に停止いたします。
— bitFlyer status (@bitFlyer_status) September 14, 2020
イーサリアムクラシック(ETC)のネットワークでは、2020年8月初旬から採掘速度の50%以上を支配することによって不正な取引を行うシステム攻撃である「51%攻撃」が複数回発生しており、一部の暗号資産取引所では一度の攻撃で数億円規模の資産を失うなど大きな影響が出ています。
このような影響を受けて日本国内の暗号資産取引所でも「ETC関連サービスの一時停止」が発表されており、先日は暗号資産取引所「Coincheck(コインチェック)」もETCの購入・売却・積立サービスを一時的に停止することを発表しています。
なお「ビットフライヤー」と「コインチェック」は共に『ETC関連サービスの再開日時は未定である』と説明しています。