シンガポールで「デジタル資産関連の合弁会社」設立へ:SBI×SIX Digital Exchange
SBIホールディングスの100%子会社でデジタル資産関連事業を運営している「SBIデジタルアセットホールディングス」は2020年12月8日に、デジタル資産の取引サービスを提供しているSIXグループの子会社「SIX Digital Exchange(SDX)」と協力して、シンガポールで機関投資家向けにデジタル資産の発行・取引・保管サービスを提供する合弁会社を設立することを発表しました。
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技術を結集させ「総合的なデジタル資産サービス」を提供
SBIデジタルアセットホールディングスは2020年12月8日に、デジタル資産の取引サービスを提供しているSIXグループの子会社「SIX Digital Exchange(SDX)」と協力して、シンガポールで機関投資家向けにデジタル資産の発行・取引・保管サービスを提供する合弁会社を設立することを発表しました。
SIX Digital Exchange(SDX)はスイス証券取引所を運営している「SIXグループ」の一員であり、スイスを中心としたヨーロッパでデジタル資産向けの取引・決済代行サービスを提供しています。同社のサービスはデジタル資産を安全に発行・取引・管理できるだけでなく、既存の有価証券やその他資産をトークン化することによって、これまで取引することができなかった資産を取引できる環境を提供しています。
「SBIデジタルアセットホールディングス」と「SIX Digital Exchange(SDX)」が新たに設立する合弁会社は、両社が有する技術やノウハウを結集することによって、トークンの発行・上場・取引・保管・振替サービスなどといった総合的な機能をシンガポールの法制基準に合致する形で提供し、デジタル資産の流動性と機関投資家向けサービスを拡大していくことを目指していると説明されています。
この合弁会社は2021年にシンガポールでの業務を開始することを予定しており、その後は「2022年までの正式なサービス開始」に向けて各種手続きを進めていくと報告されています。
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