The Sandbox:ゲーム制作ツールの最新版「Game Maker 0.8」リリース

by BITTIMES   

人気のメタバースプラットフォーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」は2023年1月23日に、同社が無料で提携しているゲーム制作ツール「Game Maker」の最新版となる「Game Maker 0.8」をリリースしたことを発表しました。

マルチプレイ・照明&視覚効果など複数のアップデート

The Sandbox(ザ・サンドボックス)は2023年1月23日に、同社が無料で提携しているゲーム制作ツール「Game Maker」の最新版となる「Game Maker 0.8」をリリースしたことを発表しました。

Game Makerは、The Sandboxの3Dゲームを制作することができる無料のゲーム制作ツールであり、公式サイトからWindows版とmacOS版の好きな方をダウンロードすることが可能、プログラミングの知識やコーディングなしで3Dゲームを制作することができるように設計されています。

新たにリリースされた「Game Maker 0.8」は公式サイトからダウンロードすることができますが、公式発表では『Game Maker 0.7で作成したデータを開く際にはバグなどが発生する可能性があるため、0.8で開く場合は十分にテストしてから行う必要がある』とも説明されています。

Game Maker 0.8はコミュニティからのリクエストが特に多かったアップデートに応えるものであり、「マルチプレイ機能・照明&視覚効果のアップグレード・ビデオ&オーディオストリーミング・ソーシャルハブにおける装備とウェアラブルのサポート」といった複数のアップデートが含まれている報告されています。

マルチプレイゲーム機能

マルチプレイゲーム機能では、プレイヤーが互いに競い合い、共に生き残り、全く新しい方法で交流することができるようになる。マルチプレイのレース・パルクール・障害物コースなどクリエイターはアクション満載の体験をプレイヤーに提供することができ、全く新しい方法でプレイヤーのエンゲージメントを高めることができる。

プレイヤー同士の交流機能向上と表現方法の多様化

メタバースでのプレイヤー同士の交流や表現力がより一層向上。ドラフトギャラリーで任意の体験をソーシャルハブとして公開できるようになり、プレイヤーはメタバースに自分のソーシャルスペースを作り、他の人を招待することができるようになる。新しいエモートホイールではプレイヤーが自分を表現するための様々なアバターアニメーションを用意。ソーシャルハブでユーザーが身に着けているウェアラブルや装備を披露できるようになることで、さらなるカスタマイズや自己表現が可能になる。

これらの機能によって「The Sandbox」のメタバースがよりソーシャルでインタラクティブな場となり、プレイヤー同士がつながり、楽しむことができるようになる。

新しい照明と視覚効果機能

新しい照明・ビジュアルエフェクト機能によって、バーチャルコンサートやその他の形の交流などの没入型体験が可能になる。新しい照明機能には以下のようなものが含まれ、これによってメタバースが世界中の人々とのネットワークや交流の場になると期待される。

  • ポイントライトとスポットライト
  • プリセットまたはカスタマイズされたサイクルに従って環境光を変化させるウェザースイッチングビヘイビア
  • カメラの動作に影響を与え、範囲内にいるすべてのプレイヤーに適用され、同期されるポストプロセスエフェクト
  • 数十のオプションを含むビジュアルエフェクト。一部は音楽に反応

ビデオ・オーディオのストリーミング

動画や音声のストリーミング機能により、メタバースにおけるコンテンツの多様化が進み、より魅力的な体験が可能になり、試写会などの機会も広がる。

生産性向上とツールのアップグレード

メタバースの構築をシンプルかつ合理化されたプロセスにする取り組みの中で、クリエイターがより効率的にGame Makerを使用できる機能を追加(当たり判定がなく不可視で設定可能なクエスト用のスクリプトアクター、ライブラリメニューへのクイックアクセス、照明、エフェクト、天候のよく使うプリセット、その他QOLの改善など)。

The Sandboxのメタバースに参加する企業・プロジェクトは続々と増えており、今月10日にはThe Sandboxのグローバルパートナー数が700以上にのぼっていることも報告されています。

また、今月19日には日本の人気漫画『北斗の拳』をテーマにした『世紀末LAND』がThe Sandboxのメタバース上で展開されることなども報告されているため、今後のさらなるコンテンツ展開にも注目が集まっています。

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